【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:合成紙『ユポ』のペーパーリース、耐水・耐久、陰影も美しく」から
2015/06/30
2015.6.26 日経産業新聞の記事「流行を読む:合成紙『ユポ』のペーパーリース、耐水・耐久、陰影も美しく」から
特性が評価されると新しい市場が生まれる
コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフィックデザインアソシエーツ代表)は、新しい紙材料『ユポ』を使った商品について触れている。
○耐水・耐久、さらに環境に優しい合成紙『ユポ』
この合成紙は結構注目を浴び、パッケージ、選挙ポスター、投票用紙など国内外で使われているという。さらに、その特性をしって商品としてクラフト製品を作っている事例を、栗坂氏は紹介している。
札幌を拠点とするプロダクトデザイナーの伊藤千織氏である。2011年から販売しているものにペーパーリース(紙製花輪)がある。ユポの特性を生かし、いきた植物では従来品は日持ちがしない。耐水性、耐久性に優れた点を生かし、軽くて使いやすい上に、光を通すので、美しい陰影ができる。クリスマスのディスプレーとして有名洋菓子店やパリのライフスタイルショップでも販売Sれている。
一見単純な作りのようだが、型抜きで作るには試行錯誤があったという。この苦労で、新市場にうって出ることができた。