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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:ビールに『青鬼』意表つく」から

2015.7.28   日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:ビールに『青鬼』意表つく」から

猫騙しではない味と色からのネーミング

コラムの著者 岩永 嘉弘氏(ネーミング&コピーライター)は、ホップ追求のビール群、「フリー」をうたうビー系飲料のひしめく中で、異名の「インドの青鬼」(ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)のビール)のマーケティングについて触れている。

○ビール市場の流れに逆らうインディア・ペールエール

いや、えたいのしれないネーミングである。ずらっと並んだ涼しげで爽やかなデザインのビール缶群のなかで、異様なキャラクターがひときわ目を引くという。

しかし、猫騙しではなく、ビール市場の流れに逆らってインディア・ペールエールという苦い青いホップを持ってきて主役にしている商品企画の立派な成果である。その上に意表をつくネーミングに仕立て、耳目を集めたわけである。そこには周到な商品企画のマーケティングがあると岩永氏は見ている。beerhappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:創造的知力、因果関係、物語として理解」から

2015.7.28  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:創造的知力、因果関係、物語として理解」から

物語の理解から創造力を育てる

コラムの著者 新田 義孝氏(四日市大学名誉教授)は、石川県津幡町の『科学の町・津端』推進委員会の委員として科学を「物語」として理解できるように工夫を凝らしている事例を出し、創造力について語っている。

○世の中の通説は?

記憶力に長けた人は創造力に欠ける。だから知識量の豊富な人は教養が邪魔をして創造的な仕事はあまり得意でないというのが通説。新田教授は検証がないので真実か否かはわからないという。

ここでいう知識量とは、大学入試問題に見られる歴史や国語など、断片的な知識を問う問題に対処できる百科事典的な知識をいう。ただ、因果関係を自分で構築して物語として納得・理解できれば、そのような二者背反は起きないという。

理科の教育を例にとると、馬てい形磁石の中間に銅線を通して電流を流すとわずかに揺れる。逆に銅線を動かすと、わずかに電流が流れる;

  1. これはモーターや発電の原理であると、知識だけ教える
  2. 実際に実験を見せ、1本の銅線だけでは現象があいまい。「もっと鮮明に見るためにはどうする」と問いかけ、コイルを発想させる。さらに実際に作り「物語」として理解させる

と1と2では、理解の度合いが違い、後者は創造力を働かしている。

このような「物語」による方法は、創造力に働きかけ、これを伸ばす。ここに科学技術の発展の源泉がある。memohappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:東芝、波平の雷必要?」から

2015. 7.27   日経産業新聞の記事「眼光紙背:東芝、波平の雷必要?」から

「バカモン!」を超えて「全くあきれた奴だ」

コラムの著者 は、同社が長く番組提供をする国民的アニメ「サザエさん」の波平を取り上げ、今回明るみになった不適切な会計問題について語っている。

○創業140年を誇る東芝の風土を2ヶ月ではとき解せない

波平が、いたずら好きの息子カツオに落とす雷「バカモン!」。今回の東芝問題は息子に対する叱り以上に厳しい。

確かに第三者委員会の努力は経営陣の関与を認めさせた点では評価できるが、同社の企業風土には踏み込めないのが実情。もう、叱り以前に諦めというか、「全くあきれた奴だ」としかいいようがないかもしれない。創業140年の老舗企業には、約2ヶ月の調査では十分にとき解せなかったという。経営陣が手を染めた不適切な会計処理。そこは根深い。buildinghappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:研究者の居心地、談論風発の土壌大切」から

2015.7.24  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:研究者の居心地、談論風発の土壌大切」から

長老も若手も研究テーマを自由に討議

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、東京大学での学問の議論で良き討議ができる環境にあることが、科学技術の切磋琢磨を生み、進歩を促したことについて触れている。

○談論風発の土壌の重要性

和田教授の経験では、ノーベル賞を受賞した小柴昌俊さんら錚々たるメンバーでフリーディスカッションが行われ、若手を生かし、話を独占せず、長老も若手も話題を出し、頭を柔らかくしてお互いに傾聴しながら研究に対する切磋琢磨したそうだ。

ポイントは、学問そのものが論議の対象であり、人物でないこと。これが崩れると集団のモラルがなくなり、個人では抑えられなくなるという。このような談論風発の土壌が、多くの成功した研究には常にあったという。impacthappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:商業施設のママ講座、高い顧客満足『三方よし』」から

2015.7.24     日経産業新聞の記事「流行を読む:商業施設のママ講座、高い顧客満足『三方よし』」から

集客と子育てと顧客満足と

コラムの著者 中村 泰子氏(ブームプランニング社長)は、グランツリー武蔵小杉(川崎市)の施設を例に、商業施設のマーケティングについて語っている。

○都市部の商業施設ではファミリー層の取り込みは欠かせない

中でもタワーマンションがある地域や住宅地に隣接している施設では必須だという。グランツリー武蔵小杉では、施設内の最適な場所に、大きな無料の遊び場を用意してママ、子供たちに寄り添った取り組みで集客力をあげているという。

平日のフードコートには赤ちゃんと小さな子供連れの母親たちであふれるという。物販テナントやフードコートなどに遊び場があることは、イベント会場となることもできる。武蔵小杉の場合では、母親の悩み事を解決する無料講座を開催。楽しい子育てが発見でき、ママ同士が友達になり、集客につながり、顧客満足にもつながるという。buildinghappy01