【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:『今・ここ』マーケティングに活用」から
2013/10/26
2013.10.22 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:『今・ここ』マーケティングに活用」から
SNSが情報伝達の速度を加速しリアルタイムマーケティングに
ソーシャルメディアが広く生活に浸透したことで、情報伝達の速度が飛躍的に高まり、『今・ここ』で起こったことをリアルタイムに共有できるようになった。コラムの著者広田周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、コノリアルタイム性をマーケティングに応用することが始まると説いている。
○話題になった米国でのオレオクッキーのツイート
今年2月3日に米国で開催されたアメリカンフットボールの祭典「スーパーボール」。このスタジアムで35分間の停電というハプニングが起きた。全米の視聴者は突然の出来事に動揺し、イライラを募らせた。そんな時、オレオクッキーの公式ツイッターアカウントで、
「停電?問題ないね。暗闇でもダンクすることはできる」とツイート。ダンクは、アメフトの「点を決める」のと、オレオクッキーを「牛乳に浸す」の2つの意味があり、洒落たツイートが一気に話題となった。この決定的な瞬間をとらえたツイートが瞬く間に拡散し、結果、多くの報道でも取り上げられ、絶大なPR効果をもたらせたという。
このように企業もソーシャルメディアをうまく使いこなし、リアルタイムマーケティングも行えるという事例だあろう。しかし、担当者の訓練や社内体制の整備、情報セキュリティーや個人情報のポリシーの策定など、さまざまな課題をクリアしなければならないのも事実である。