【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:政府の注文、大きなお世話に」から
2012/10/31
2012.10.29 日経産業新聞の記事「眼光紙背:政府の注文、大きなお世話に」から
各国政府の支援と国際競争下の企業の温度差
コラムの筆者が語るのは、フランス政府のプジョーシトロエングループ(PSA)の支援を例に、各国の支援する政府とされる企業の温度差について語っている。
○PSAの支援と欧米メディア
PSAの金融子会社への新規融資を最大70億ユーロの政府保証を付けるのが今回のフランス政府の支援政策だ。欧米メディアはこの支援に対して、「(政府は)カネは出しても口をだすな」が主論であるようだ。
世界で戦うグローバル企業と母国政府の利害は一致しない。
- 企業:最適地で開発・生産して競争力を維持すると生き残れない
- 政府:技術流出を嫌い、国内雇用を守ろうとする
箸の上げ下ろしまで政府に指示される窮屈なリストラでは、企業側のリストラなど真の再建を妨げかねないという。コラムの著者は、ルネサンスエレクトロニクスを気にかけているが、どうであろうか?