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2011年7 月

【ブロガーイベント】新発売フォトブック「DreamPages(ドリームページ)」 に挑戦!

利用レポート フォトブック「DreamPages(ドリームページ)」

写真撮影の楽しみを更に楽しくさせてくれる ウェブで制作できるリアルアルバム!

○きかっけhappy01

ツイッター仲間の徳力さんのタイムラインを見ていたら、「お、変わったイベント」というのが、今回の新発売フォトブック「DreamPages(ドリームページ)」のブロガーイベント。といっても、どこかの会場で、撮影会といったものではない。クラウドを使ったウェブ上で、本当の写真集(私はアルバムよりもこの言葉の響きが好きだが)を制作して、宅配便で送ってくるというもの。これは、天の恵み。早速、無料キャンペーンに応募した。

昨年来2年かけて回った米国グランドサークルの未整理の写真が対象だ。というのも、家族から毎日にように「iPhotoの整理終わった?いつDVDになるの!」の攻めに、反撃する機会を得たのだ!

○ウェブでの制作happy01

思ったよりも簡単。マイページを登録アドレスで作成。このページに自分のアルバムの途中制作したものや完成品が保存できる。また、実物でなくウェブで電子書籍風に、友達や家族と共有できる機能もある。

Mypage

▲マイページの様子。今回作ったのは「GrandCircleSelection」だ。共有の設定や再利用(増冊)も可能。

今回は無料であるため、「ポータブル20ページ」を利用。すでに、レイアウトされていて、自分のPCやMacにある写真をアップロードしていけば作成できる。

思ったより、出来上がりのイメージが分かりやすい。

Content
▲編集やレイアウト変更も可能。

Sample_page
▲ページの順序の入れ替えなどもドラッグ&ドロップで可能。

○さて、届いたアルバムを見てみようhappy01

P1010001 P1010002




ワクワクして取り出したアルバム。いや、正直、写真のきれいさには驚き。日本最大の印刷会社の子会社が運営していることもあって、自宅のプリンタで作るのとは段違いに良い。紙質も良いので、世界で一冊しかない本といった感じだ。

 

 

▶表紙や見返しなども設定でき、この通り。

 

 

 

 

 

 

 

  P1010003 ▶ 紙質が伝わるかな。まさに印刷したアルバムですね。

 

 

 

 

 

 

 

○次は?

ここまできたら、次は?とアイデアが浮かぶ。誕生日にオリジナルギフトアルバム、結婚式用、レシピ本など応用が思いつく。私の場合は、旅行記かな。


【スポンサーの「Fans:Fans運営事務局」からのキャンペーンのお知らせ】

300円のクーポンコードを頂いたので掲載しておきます。さて、あなたなら、どんなアルバムを作る?happy01

■300円値引きチケット番号のご案内

300円値引きチケット番号 【D1727007036EUCU】
☆有効期限:2011年9月30日(金)まで
☆全てのご注文にご利用いただけます。
☆期限内であれば何度でもご利用いただけます。

値引きチケットに関しては下記をご覧ください
http://dreampages.jp/guide/guide03.jsp#plink02

 


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:私物デバイスOK、変わる働き方」から

2011.7.27  日経産業新聞の記事「眼光紙背:私物デバイスOK、変わる働き方」から

BYOD(Bring Your Own Device; 私物デバイス持込)がワークスタイルを変える?

コラムでは、飲食店のシステムで、自分のワインを持ち込んで飲むのはOKだが、「コルク抜き料」を取るBYO(Bring Your Own)から、ICT業界で、私物のスマートフォンやPCを職場に持ち込むBYODが広がっているという。(参考 ▶ アスキー出版の事例

業種や業態によって異なるとは思うが、東日本大震災後、節電対策として在宅勤務以外の方法の1つ、BYODは注目されているという。これまでは、私物持ち込みなどご法度。情報漏洩さやサイバー攻撃を招きかねないが、仕事の効率を下げないためにも、職場と同じ状態を実現できる点は優位だ。

参考記事を引用すると、

『BYODは、デスクトップ仮想化やセキュリティ製品、クラウドなどの技術を適切に使って、自己所有のPCを使いつつ、私用と業務をセパレートした環境を構築しようというメッセージだと理解している。』

とある。つまり、情報セキュリティをきちんと行い、会社の情報管理のルールに従って、企業側も働く側も悩みつつBYODを考える時期かもれない。すでに、米企業などは、競ってBYOD用の機器やソフトを市場に投入している。happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑪セオドア・レビット」から

2011.7.27   日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑪セオドア・レビット」から

高度経済成長への警鐘とマーケットのグローバル化の課題を論じたセオドア・レビット

コラムの著者 ブース・アンド・カンパニー岸本義之ディレクターが示す今回の人物は、ハーバード・ビジネス・スクール教授セオドア・レビットだ。(▶参考: 有名な論文「マーケティング近視眼」

セオドアレビット

1950年代の米国は、大量生産、大量販売、大量広告でマス・マーケティングが大成功した時代であったという。例えば、たばこで有名なフィリップ・モリスは、1950年代初頭に米国たばこ市場で10%以下のシェアであったが、55年にマルボロの広告に精悍な男性を登場させ、爆発的に売り上げを伸ばし、シェア40%となったとのことだ。このような急成長に対して、警鐘を鳴らしたのがセオドア・レビットの論文「マーケティング近視眼」で、「企業が優先して考えるべきことは、単に商品を生産することではなく、顧客を満足させること」と主張した。現在なら、CS(顧客満足度)を重視するといったことは多くを語られているが、すでに米国の50年代に主張した点は画期的だ。

論文では3つの事例(特に鉄道会社の例をコラムでは取り上げている)で説得し、生産主導の考えが狭いことを指摘した。また、事業の成長は当然と考えていた当時、3つの罠にはまり失敗することも指摘した。3つの罠とは、

  • 人口や富が成長する限り自社の対象とする市場が成長すると仮定を置いてしまうこと
  • 製品は供給過剰にはなりえないという信念に陥ること
  • 低コスト化をもたらす生産技術の向上に信頼を置きすぎること

である。高度成長という恩恵を当然視して事業の拡大を図るという風潮にレビットは警鐘を鳴らした。逆に、マーケティングを顧客中心に立案することを重視し、マーケティングを経営の中軸におくことが、企業の持続的な成長を得るために必要だとした。今もセオドア・レビットの論文「マーケティング近視眼」は時代を越えて読み継がれている。さらに、レビットは、市場のグローバル化を予見して、世界の市場ニーズが同質化していく中で、地域ごとの市場おニーズの独自性ろ、グローバルな統一性という二律背反を世界的な市場で達成すべきかを論じた。今で言うグローバル・マーケティングである。

セオドア・レビットの先見性によ業績は、今も重要なマーケティング理論となっている。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:安全・高品質で日本売り込め」から

2011.7.26  日経産業新聞の記事「眼光紙背:安全・高品質で日本売り込め」から

日本の安全神話復活が復興のキー

コラムでは、4月からの四半期の決算で、サプライチェーン(供給網)の復旧で通常操業による収益回復に期待がかかっているという。日本が世界に誇る自動車や鉄道の技術が、品質や安全性の高さを保証し、安全という付加価値が世界に売り込むチャンスでもあり、真の復興のキーだという。いわゆる日本の安全神話復活プロジェクトだ。

TTPに異論のある農業分野でも、美味しさと食の安全をアピールし、農産物の付加価値を高めることができるという。安価でどんどん大量に売るという高度経済成長期の戦略は捨てて、安全で高品質なものを高く売るといった時代に挑戦すべきだという。

中国では痛ましい高速列車事故が起こったが、目に見えない安全性への投資や価値の付加は、被害に遭ってわかるという高い代償が必要だとされる。その場ですぐに安く買ってもらった仲以上に、長い付き合いが前提で、初めて品質と安全に対する信頼が生まれる。コラムでの視点に、商品やサービスを通して相手に品質と安全に対する信頼をどう獲得するかといった視点もほしいところだ。happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「『社会的責任』世界の視点③:中国、国家政策で推進」から

2011.7.26   日経産業新聞集の記事「『社会的責任』世界の視点③:中国、国家政策で推進」から

CSRの新興国の追い上げ

コラムの著者 損害保険ジャパン理事CSR統括部長 関正雄氏が指摘するのは、新興国、特に中国の国家政策で企業の社会的責任(CSR)が協力に推進されていることだ。コラムに掲載された日本のCSR報告数と比べると、中国の腰の入れ方が本物であることが分かる。また、中国の地元や国営会社だけでなく、「世界の工場」を自認し、先進国企業のサプライチェーンの一役を担っていることから、環境や労働面の改善、すなわちCSRは、今後の中国の成長に大きく影響を与えるとして、主体的に責任あるサプライチェーンの構築を始めている。さらに、中国現地の日系企業にも、CSRレポートの発行を求めるようになってきている。

【「金蜜蜂(金色のミツバチ)企業と「責任競争力」】

中国政府は、11年から第12次国家5カ年計画と時期を合わせて、10年間に及ぶ持続可能な発展のイニシアティブとして「金蜜蜂2020(ゴールデンビー2020)」を発表している。ミツバチが自然界の共生のシンボルであることから名付けられたもので、環境や社会と調和する優良企業を、金蜜蜂企業として表彰し、通関の手続きなどを優遇する。一方で、エネルギー効率の悪く改善が不十分な企業には送電を停止するといった実効的な方策がとられている。

このように中国政府がCSRを重視するのは、低炭素化、水資源の保護などの10のテーマが国家的な課題であり、持続可能な発展は、胡錦濤主席が打ち出した指導理念「科学的発展観」の根幹であるからだという。従来の経済成長至上主義を改め、資源節約や環境保護、地域間の経済格差是正を図ることで、調和社会を目指すものだ。国家目標の実現のために強力にCSRを政策として推進するという立場をとる。

中国のCSR推進会議での合言葉は「責任競争力」である。環境問題や労働問題も含め、グローバルな市場での中国企業の優位性を確保するため、競争力の優位性を強気意識したものだ。そこには、先進各国との間での競争にCSRがすでに組み込まれている。日系企業や国内企業は果たして、この競争にも勝てるか。