こんな機能があったよ

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「情報組み合わせ常識破る発想を」から

2010.12.8の日経産業新聞の「情報組み合わせ常識破る発想を」より

脱・常識はA×B⇒Cのトレーニング

コラムの著者の金沢工業大学虎ノ門大学院主任教授 三谷宏治氏 (▶ 参考によると、アイデアを生むには日頃からの準備と「組み合わせのゲームのような」ものがコツだという。以前から私も、『【ヒット商品】ネタ出しの会  2. 準備編 「ネタ出し脳」をつくる15のトレーニング⑨量に挑戦!』などで紹介しているように、多くの発想は、

①A×B⇒C(異種間融合型)

②A⇒A’(改善型)

のタイプがある。三谷氏は、①を意図的にアイデアノートを使っておこうなおうというものだ。キーワードを相関ずにして因果関係を分析したりするものだが、私は、以下のような「発想の触媒」がないと、連想できないと思う。

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トレーニングについては、『【ヒット商品】ネタ出しの会  2. 準備編 「ネタ出し脳」をつくる15のトレーニング カウンセリング』以降にチャレンジしてほしい。

三谷氏も述べているように、「アイデアは分析力から生まれるものであり、この発見が、新しいアイデアをつかむ下地になる」という。同感だ!


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力④」より

2010.12.8の日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力④」より

デジタル機器はクラウドで自分用情報システムに

コラムの著者の高畑正幸氏 (▶ 参考)によると、携帯やiPhone、パソコン、iPadなどをクラウドサービスでデータの共有を行うと、それぞれの端末得意な機能を十二分につかえるという。以前のコラムで利用シーンでの使い分けを解説していたが、手帳などの紙も含めて、どこからでもインターネットに接続できれば活用できるクラウドサービスは重宝。しかも、ほとんどンサービスは無料あるいは低価格で提供されている。

同期機能は、いろんな端末の内部に記憶したデータを統一的に扱えるように同期をとる機能だ。例えば、パソコンで利用するグーグルカレンダーの予定表とiPhoneのカレンダーを同期することで、どちらかを更新、編集しても同期機能で、常に1つのデータとして扱うことができる。紙のようあちこちのデータを参照する必要はない。住所録なども、転記忘れや入力ミスも防げる。

このように考えると、データがどこにあるかというより、データにアクセスすることが問題になる。オフィスならデータにアクセスしやすいだろうが、移動中では、スマートフォンのようなインターネットとの接続とアプリケーションが動作する方が、きめ細かいアクセスができる。それぞれの自分の利用シーン再確認してクラウドサービスをうまくりようしたいものだ。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「100年見通す力、経営に必要」から

2010.12.2の日経産業新聞の「100年見通す力、経営に必要」より

老舗の極意は「本業を磨き、時代とともに柔軟であれ」!

コラムでは、100年先を見据えた経営を目指す社団法人「Spirit of SHINISE協会」が策定した「老舗精神のすすめ」を紹介。福澤諭吉のひ孫にあたる福澤武会長(三菱地所相談役)のインタビュー記事だ。

いかがそのススメである:

Shinise
帝国データバンクによると、創業百年以上の老舗企業は全国で2万2219社(2010年8月現在)にのぼり、欧州全体とほぼ同じ規模。老舗企業の研究に詳しい帝国データバンク史料館によると、「時代のニーズによって変えていく姿勢が長寿の秘訣」という。またその原動力は、「社員が基本的な経営指針や共通認識を持っている社是、社訓は大きな知恵になっている」という。

企業によってはDNAともいう、この本業を守りながら新しいことに挑戦していくことが、今の企業に求められている。

ちなみに最も多い社是が、近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)だそうだ。IT社会でも永続性をもつなら、100年後のITをにらむことだ。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力③」より

2010.12.1の日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力③」より

メモと電子文具、利用シーンで選択がお勧め

コラムの著者の高畑正幸氏 (▶ 参考)のかばんは、メモ帳、ノートPC、iPhone、iPadを含んで約5キロ。仕事力は上がるが肩こりは?と思うほどの重量。使い分けを考えると、以下の表のようになるという。

Note_pc_iphone_iPad
つまり、利用シーンに合わせて最適な電子文具や紙を利用する。移動中なら、iPhone等のスマートフォン、思考を素早く書きとめるならノートやメモ帳、テーブルを囲んでプレゼンを行うなら、iPadのようなタブレット端末という考え方だ。

ノートPCは、スマートフォンやタブレット端末の母艦(制作環境をPCに作り、データを作っ同期する際の大本)となることから、文章や図面作製には必須だ。

多くの電子文具があるが、用途を考えないと、全く使えず、使い続けられない。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力②」より

2010.11.24の日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力②」から

数十万のストックデータをHDDに記憶すれば費用対効果が出てくる?

コラムの著者、文具王の高畑正幸氏によると、何でもデジタル化は、最近のスキャナーや裁断機の普及で短時間で手間がかからなくなってきたことで、ストックしてきた文書や写真は確実にROI(投資対効果)が上がっているという。

高畑さんがいうには十万枚を超えたところで、過去のデータと検索が、個人の「ロングテール」を満足するという。たまにしか見ない、思い出がある、貴重だといって、そのままで保管する方が、死蔵するというのだ。

今はHDD(ハードディスク)も安価になった。これに全てのデータを(バックアップもして)持ち歩く醍醐味は、デジタル時代ならではだろう。

過去のアーカイブが、温故知新新たなアイデアになることも多い。かく云う私も、非常にニッチなブログを書くのもこのあたりが動機だ。ライフブログやライフログも米国では盛んである。

非常に興味ある話である。