【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:渋沢氏の生活スタイル」から
2021/02/28
2021.2.24 日経産業新聞の記事「眼光紙背:渋沢氏の生活スタイル」から
広く好奇心を持ち暮らしを楽しむことを知っていた渋沢氏
NHK大河ドラマで渋沢栄一氏の一代記が始まり、コラムの著者も同氏の著書「論語と算盤」が示した資本主義の父としての活動と社会事業、それと好奇心旺盛な消費者としての生き方について触れている。
○「立国の基礎は衣食住」
コラムの著者によると、渋沢栄一氏は、
- 金融などの資本主義経済のインフラストラクチャーの整備を行う投資家
- 学校や病院などの社会事業の事業家
- 珍しいものを面白がる好奇心旺盛な消費者
といった面を兼ね備えた人物であるという。20代の後半、徳川幕府使節団の経理係としてパリ万国博覧会に派遣され、そのまま1年半ほどヨーロッパで過ごした。ここでも好奇心旺盛な消費者として、初体験であろう洋食やコーヒーを美味しいと感じ、まげと和服をやめて髪も服も洋式にした。パーティでは今で言う多様性のある人々が親交を深めることも体験している。
その影響か帰国後は生活スタイルに関する事業が多いという:
- 帝国ホテル
- 帝国劇場
- 東京會舘
などの社交・文化施設の建設や
- 牛乳
- ビール
- 洋服
- 革靴
- 帽子
など衣食に関するものから、
- 郊外の住宅地の開発
- 旅行
といった住とレクレーションまでも提案しており事業化を進めた。広く好奇心を持ち、暮らしを楽しむことからさまざまな起業をおこなったことも、現代のビジネスパーソンには良い示唆を生むだろう。🏠⛑🍺⛸👜🥛📷👜⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕🌏🇯🇵🇫🇷🗼