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2018年12 月

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ソフトバンクの次なる難問」から

2018.12.12  日経産業新聞の記事「眼光紙背:ソフトバンクの次なる難問」から

携帯通信での華為技術問題

 コラムの著者は、ソフトバンクの経営関係で難とも言える事案が増えているという。

○ネットワーク機器の入れ替えは大きな負担

 孫正義会長兼社長が率いるソフトバンクグループ。最近は;

  • ファンド作りでタックを組んだサウジアラビアのムハンマド皇太子のジャーナリスト殺害事件の関与疑惑
  • 子会社のソフトバンクが国内で過去最大の通信障害を起こした
  • 情報漏洩やサイバー攻撃の恐れがあると米政府が排除に動く華為技術(ファーウェイ)のネットワーク機器

など課題を抱えている。最後の華為技術は単なる既存の通信事業の課題というよりも日本政府が米国と足並みをそろえ、次世代の通信規格5Gでは同社の機器を使用しないとした方針である。

機器交換は大きな負担を強いることになり、同社の「ギガ放題」にような差別化サービスも機器依存であることから厳しい状況にある。💡🔎⚡️happy01🌏📱


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:小売り競争、多様な選択肢提示を」から 

2018.12.14  日経産業新聞の記事「横山斉理の目:小売り競争、多様な選択肢提示を」から

小売業の市場集中度で変わる価格競争

 コラムの著者 横山 斉理氏(法政大学経営学部教授)は、前回に引き続き、小売業の市場集中度で変わる価格競争の図式について解説している。

○日本は競合との対峙ではなく三つ巴

  横山教授は、前回の市場集中度で小売業に注目し、そこで起こる価格競争について注目している。

市場集中度とは、上位企業が市場全体の売り上げにおいてどれくらいシェアを占めているかという指標であった。一般に小売業者の競争は、製造業やサービス業に比べて価格競争に陥りやすい。その理由は小売業は他の業種に比べて基本的に仕入れた商品を再販売するビジネスモデルで、商品そのものでの差別化は難しいからである。この傾向はモノあまりの現代では余計、顕著となるという。

一方、市場集中度が低い日本では、大規模小売企業VS中堅スーパーVS地元スーパーという図式になりやすいという。この場合は、大規模小売業同士の過当競争はなく、価格競争という体力勝負にはなりにくい。おのずと、商圏の2、3位の小売業者は顧客にとっての自らの価値を差別化する方向に舵をきる。つまり、消費の多様化を促すことになるという。良いものを安くも重要であるが、選択肢の多さもある意味で価値である。🍗🐟🍜🍴🏪🚚📦👔💡⚡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:先進国を覆う賃金低迷の先」から

2018.12.12  日経産業新聞の記事「眼光紙背:先進国を覆う賃金低迷の先」から

本格的に働き手の生産性が問われる時代

 コラムの著者は、国際労働機関(ILO)が11月下旬に発表した「世界賃金報告」から読み取ることでこれからの景況感について語っている。

○先進国はどこも賃金が上がらず

 同報告によれば、136カ国のデータを基にした2017年の世界の実質賃金の伸び率は、1.8%にとどまった。2016年に比べ、0.6ポイント下降。金融危機後の2009年以来の低水準であった。

足を引っ張っているのは先進国で、賃金の停滞が目立つ。日米欧では失業率が下がって労働需給が引き締まる傾向にある割には、賃金が伸び悩んでいるという傾向が裏付けられた。

賃金が上がらない要因は、労働力需要を下げる方向に働く構造変化があるためである。

  • 先進国では企業が労働集約型の生産・サービスを低賃金の国に移している
  • ロボットや人工知能(AI)による人の仕事の代替
  • インターネット経由で単発の仕事を受注する請負経済(ギグ・エコノミー)で単価が低下する傾向にある

といった効果である。米中貿易摩擦がさらに激化することになれば、世界景気が一気に冷え込む可能性もあり、さらなる賃金低迷がおこることもあろう。働き手の生産性がまさに問われる時代である。💡🔎⚡️happy01🌏🇩🇪🇫🇷🇬🇧🇨🇳🇯🇵🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:乳幼児のスマホ利用状況、将来のサービスの参考に」から 

2018.12.12 日経産業新聞の記事「トレンド語り:乳幼児のスマホ利用状況、将来のサービスの参考に」から

自らスマホ・タブレットをスワイプ、ピンチアウト

 コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研フェロー)は、一般の調査データでは報告されにくい乳幼児のスマートフォン・タブレットについての利用状況について語っている。

○将来のニーズを支えるポストデジタルネイティブたち

 東京大学情報学環の橋元良明教授と電通メディアイノベーションラボの共同研究データでの調査資料から、奥氏は分析している。調査は2018年7から9月、母親に聞く形での全国ウェブ調査、およびグループインタビューしたものである。

まず、スマートフォンの接触率は、0歳児の結果は;

  • 子供専用、家族共用    23.0%

で、

  • 母親世代にスマホが95%と普及
  • スマホが忙しい母親の「子守」のツール
  • スマホが乳幼児の「玩具」

といった背景があるという。

つぎに乳幼児の習熟度をみると、スマホ・タブレットを利用する0歳児の約10%、3歳児の70%はスワイプ・ピンチアウトなどの画面操作ができる。動画を見ている時、画面をタッチして別の画面に飛ぶといった操作は同スコアで、スマホを親のところにもってきてロック解除を促すことも、1歳児では22.2%、2歳児では47.6%となる。

彼らは紙媒体やテレビ画面をもスマホのようにスワイプ・ピンチアウトしようとする。このような環境と習熟度を考えると今後のメディアサービスのあるべき姿を考える上で大いに参考になるという。👧👦🐱😻📷🏢💡⚡️💻🌏happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:地球大気に高温部と極小部、気温分布、放射均衡で決定」から

2018.12.11  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:地球大気に高温部と極小部、気温分布、放射均衡で決定」から

複雑な大気の構造

 コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、太陽光放射の加熱と地球表面の放射による冷却のせめぎ合いで放射平衡がきまるなど、大気の構造について解説している。

◯壮大なメカニズム

  和田教授は、地球の気圧分布、磁気分布、組成、温度分布について解説している。

【気圧分布】

  • 標準大気圧は1013.25ヘクトパスカル。
  • 高度が上がれば気圧が下がる。富士山頂で、約630ヘクトパスカル。エベレスト山頂で約300ヘクトパスカル。
  • 中心気圧が低い台風は記録によると1979年の台風20号、870ヘクトパスカル。

【磁気分布】

  • プラズマ大気;太陽から降り注ぐプラズマ粒子、太陽風が地球の磁場に捕捉されてできる境界面でその内側が地球磁気圏。

【組成】

  • 窒素79%、酸素21%、アルゴン1%、二酸化炭素、0.03%、水蒸気、0.3%
  • 大きく変動するのは水蒸気と二酸化炭素
  • 高度100キロメートル付近までは組成が均質な均質圏。それ以上になると、分子量の小さな気体の割合が大きくなり、25キロから35キロ付近までオゾン濃度が高いオゾン層があり、100から400キロメートルに電離層がある。

【温度分布】

  • 中性空気は可視光線とは干渉せず、透明。
  • 地表付近、高度50キロ付近と高度500キロという3つの高温部をもつ。
  • 高度10キロメートル付近と高度80キロメートルという気温極小部が存在する。
  • 気温分布は、近似的に太陽放射による加熱率と地球表面放射による冷却率との放射平衡できまる。
  • 気温の極小部と極大部を境に大気層を下から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏と呼ばれている。

🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01🌏