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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:カード向けサービス、高精度分析可能に」から 

2018.4.13    日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:カード向けサービス、高精度分析可能に」から

購買行動の分析精度が上がった

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、共同印刷が3月クレジットカード会社向け「データエンハンストサービス」の分析対象データを拡充したことから精度があがり、購買行動を見えるようになってきたことについて触れている。

○利用者のライフスタイルやライフステージを分析

 高岡教授によると、同サービスはクレジットカードの利用情報に、独自のデーターベース、公開情報やオープンデータから得た業種などの決済店舗の情報を自動付与し、利用者のライフスタイルやライフステージを分析するサービスである。業種分類は細かく、専用スタッフがメンテナンスすることで業種特定率と広い適用範囲が強みである。

例えば、海外オンライン店舗で顧客が10万円の物品を購入したというデータに、その店舗が高額なベビーカーの専門店だというデータが付与される。このことでクレジットカード会社は、顧客に国内の子連れ可能なレストランのDMを送ることができるという。さらにリニューアルでクレジットカード、電子マネー、銀行業務の入出金情報も扱えるようになり、より高い精度の分析が可能となった。これまでリーチできなかった顧客への適切なアプローチが期待できるという。今後は購入後の次の購買行動を把握することで顧客育成についても研究するようだ。👜📦👧👦💳⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ヤフーの大人買い」から

2018.4.11  日経産業新聞の記事「眼光紙背:ヤフーの大人買い」から

コインチェックの巨額流出事件後に対応の変化

 コラムの著者は、ヤフーがまだスタートアップで仮想通貨交換業務も行っていないVBに20億円も投資する意図について考察している。

◯膨大な顧客データをテコにした新サービスを目指す

 ヤフーが20億円の投資を考えたのは、仮想通貨交換事業者ビットアルゴ取引所東京で、まだ交換業務も行っておらず、顧客基盤もないのに不可思議である。

同業のコインチェックの巨額流出事件で、それまで仮想通貨関連企業を後押ししていた金融庁の態度が一変した。登録制である交換事業者の資格審査が厳格になったという。

そこで、ヤフーは自力での同事業参入を諦め、買うことに決めたという、大人買いである。登録制での看板が欲しいというのが本音かもしれない。

一方で、事件以来、交換業務自体の甘みは縮小しているという。では、ヤフーが大人買いしたのはなぜか。そこには膨大な顧客基盤とデータで新規のサービスを生むことを検討しているという。従来の決済手段ならコスト割れをするようなコンテンツ流通を仮想通貨で実現し、データビジネスと組み合わせるなどが考えられる。💴💰📱🏢🔍💡⚡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:テレビ受像機、ネット経由の映像選択」から 

2018.4.11 日経産業新聞の記事「トレンド語り:テレビ受像機、ネット経由の映像選択」から

家庭内Wi-Fiの普及でテレビでインターネット接続に

コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研フェロー)は、最近テレビ受像機をインターネット端末としてコンテンツを視聴する傾向にあることを分析している。

○放送よりもネット動画

 電通の2017年9月調査では、29%がテレビ受像機のインターネット接続率であるという。テレビ受像機での放送以外のネット動画の視聴はどのような状態なのか。

調査は動画視聴グループと動画非視聴グループの2つにわけ、サービス別視聴時間を比較している。

  • 動画視聴グループ:1日あたりの視聴時間合計 205.1分、放送 97.9分
  • 動画非視聴グループ:同上 187.3分、放送 128.9分

という結果から、動画視聴グループはテレビ受像機をインターネット端末として活用していることがわかる。このグループでは、リアルタイムの放送番組よりもネット動画を使う場合が多い。

今後も家庭内のインターネット接続が、WiFiなどの利用で進み、いまやスマートフォンを対象にしていたインターネットの動画サービスもテレビ受像機を対象にすると思われる。📺💡🏢⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:タクシーが消える深夜の吹田」から

2018.4.10  日経産業新聞の記事「眼光紙背:タクシーが消える深夜の吹田」から

過疎地だけでなく大都会の近傍まで深刻化

 コラムの著者は、政府の規制改革推進会議のメンバーの一人、大阪大学の森下竜一教授が席上で暴露した逸話を取り上げ、タクシー運転手の人手不足が過疎地だけでなく、大都市近傍にまでじわりと広がっていることを指摘している。

◯タクシー運転手の人手不足

 大阪府吹田市は過疎地域ではなく、大阪の都心からほど近い交通至便な住宅地である。だが、それは昼間のことで、深夜となるとがらっとかわるという。森下教授が、友達との「家飲み」で夜12時を回ると、タクシー会社に電話しても配車してもらえず、帰宅のすべがなくなるという。

車両はあってもハンドルを握るひとがいない、タクシー運転手の人手不足が原因である。人口30万人を抱える吹田市ではあるが、深夜となると身動きできなくなるという。

今後も、タクシー運転手の人手不足は深刻化し、高齢者の多い過疎地域だけでなく、吹田のような大都市近傍にまでこの現象が起こっているという。

解消するには、規制緩和で、タクシー車両は緑ナンバーの営業車、ドライバーは2種免許必要という以下の法律を見直すことも必要ではないか。まさに、米ウーバー流のライドシェアも念頭に入る。🍶🚃🚗🏢🔍💡⚡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:実験の意味、仮説たて検証、教育に効果」から

2018.4.10   日経産業新聞の記事「TechnoSalon:実験の意味、仮説たて検証、教育に効果」から

サイエンスの基本

 コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、科学史の中で実験の役割と日本における実験教育の現状について語っている。

◯教育における実験は限りなく重要

 和田教授によれば、実験は文字通り実際に試してみることであるが、サイエンスの場合は、自然現象の背景にある一般法則を観察だけで取り出すのではなく、むしろ積極的に現象の原因・結果について仮説を出し、それを検証するのが、実験である。実験者は現象を起こし、仮説を確かめる。
古くはレオナルド・ダ・ビンチや錬金術師らによる実験があったが、実験の持つ本当の意味が意識されたのは、16から17世紀にかけてである。背景にあるのは技術の進歩、特に測定機器の発明と改善である。さらに数学で解析学が発達した。
実験の目的は、自然が示す正解を読み取ることにあり、教育の場では実践となる。第二次世界大戦後日本も学校教育に科学技術教育が重視され、各学校に実験室や実験設備が整備されていった。問題は、実験教育が十分とは言えないところに課題がある。最近は仮説実験授業が提唱され、ようやく、サイエンスとしての理解が動き出したという。🔧📖🎓🔎⚡🌍happy01