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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「探査計:iPhoneSE、小型が呼び起こす『懐かしさ』」から

2016.4.25   日経産業新聞の記事「探査計:iPhoneSE、小型が呼び起こす『懐かしさ』」から

入門機でありケータイのユーザでも利用が楽

コラムの著者 石川 温氏(ジャーナリスト)は、アップルが発売した4インチの「iPhone SE」を取り上げ、これまでの路線とは異なったことについて触れている。

○最新機よりも小さな画面

これまで同社は他社に負けじと大型画面を投入してきたが、大画面モデルには機種変更したくないというユーザが多いことに注目し、iPhone SEでは4インチの従来型の画面とした。

小さいと同時に最新機を使っている人は懐かしいというのも、しっくりする大きさ、デザインである点だ。ただ、最新のチップセットを使って高速処理はでき、カメラも同等である。ただ、3Dタッチやキャリアアグリゲーションには非対応だが、iPhoneの入門機として位置付けで、ケータイユーザーでも負担を抑えられるように、コストを減らしている。実用性を重視する人にとっては満足度は高いのではないかと、石川氏は語る。typhoonhappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:火鍋が促す中国ソフト革命」から

2016.4.25   日経産業新聞の記事「眼光紙背:火鍋が促す中国ソフト革命」から

四川火鍋チェーン’海底撈(ハイディーラオ)’の接客

コラムの著者は、すぐ謝る日本人と対照的に非を認めない中国人の頑固さにありながら、丁寧な接客で答える火鍋チェーン店にこれからの中国のソフト改革が早まるかもしれないという。

○ハードは20年、ソフトは50年かかるといわれる中国の企業改革

中国語で「ごめんなさい」は幾つかある中で、過失度合いが大きい時は「対不起」(トイブチ)という。ただこの言葉は、よく謝る日本人とは異なり、非を認めない中国人の頑固さから普段あまり聞かれない言葉だという。

その言葉が、接客などで客からクレームがついた時にまずこの言葉を発する店があるという。この店は四川火鍋チェーンの「海底撈」だという。20年前に始めた店は今や中国全土に百数十店を構え、昨年には東京・池袋にも進出した。席待ちのお客様には無料でネイルケアや靴磨きをするなど徹底した顧客サービスが人気を集める。

中国は先進国が50年かけた(インフラなど)ハードは20年で構築した。でも人の教育などソフトの拡充には50年かかる、といわれている。このように中国人経営者は急な人材育成が進まないことをよく知っている。

だが、この事例で、中国も質の高いサービスに大きなニーズがあること、やり方によってはそれを満たす人材教育もできるということである。ハード、ソフトが揃えば、中国の発展はさらに進むだろう。camerahappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:プログラム教育の真の意義」から

2016.4.26   日経産業新聞の記事「眼光紙背:プログラム教育の真の意義」から

プロのプログラム育成や大富豪を目指した起業対策ではない

コラムの著者は、政府が19日産業競争力会議で公表した成長戦略の中で、2020年小中学校でプログラミング教育を必修とする方針を打ち出したことから、その真意について語っている。

○柔らかい発想や問題解決能力の向上が狙い

もちろんこの方針は日本を支える人材育成が狙いである。全員揃ってプロのプログラマーになったり、大富豪を目指したりする必要はないし現実的でもない。それでもプログラミング教育を大事にするのは、柔らかい発想や問題解決能力を磨くことであり、インターネットを使って世の中の仕組みをしることにも役立つのだという。

米マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏がはじめてプログラミングをしたのは13歳の時だったという。コンピュータの大衆化に多大な貢献をした同氏はこのころからすでに助走をはじめていたのだろう。初期のコンピュータは扱いにくかったと同氏は語るが、「最高に魅力的なマシンだった」と回想するように、ワクワクすることは新世界への一歩を踏み入れた感覚だったと思う。

日本でもプログラミングをきっかけに想像力を刺激された子供たちが数多く生まれることを期待したい。それが日本という国を強くする。camerahappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社休業のため一時休止のお知らせ

いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。

さて、執筆者も含め弊社休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。

なお、再開は、5月9日(月)を予定しております。

【休止期間】

2016年4月29日(金)~5月8日(日)

以上


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:サイバーミステリー、リアルな表現、書き手少なく」から

2016.4.22   日経産業新聞の記事「流行を読む:サイバーミステリー、リアルな表現、書き手少なく」から

サイバーセキュリティーの事例になるか?

コラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)は、2010年に長編サイバーセキュリティーミステリー「檻の中の少女」で「島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞した一田和樹氏を取り上げ、その先進性について触れている。

○インターネットも犯罪小説の対象に

小説やドラマ・映画などでインターネットを利用した犯罪を描いたサイバークレイムまたはサイバーミステリー部門は、欧米では本格的であるが、日本ではこれからだという。

同賞受賞者の 一田氏は面川氏によれば、日本の本格的なサイバーミステリーの先駆者だという。

同氏の作品は、一見軽いタッチであるが、深遠なネット犯罪を最新の情報をもとに、技術のリアリティに重きを置き、学術論文のように専門家の査読を受けて作品にしているという。

上質なエンターテイメントは鮮度の良い、質の高い情報に支えられてるいるという。一田氏は時代のサイバーセキュリティーにたいする不安や危機感からネット犯罪の脅威が迫っていることが作品のニーズを拡大しているという。質の高い作品は、今後、サイバーセキュリティーの事例として参考にされるという。camerahappy01