【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:プログラム教育の真の意義」から
2016/04/26
2016.4.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:プログラム教育の真の意義」から
プロのプログラム育成や大富豪を目指した起業対策ではない
コラムの著者は、政府が19日産業競争力会議で公表した成長戦略の中で、2020年小中学校でプログラミング教育を必修とする方針を打ち出したことから、その真意について語っている。
○柔らかい発想や問題解決能力の向上が狙い
もちろんこの方針は日本を支える人材育成が狙いである。全員揃ってプロのプログラマーになったり、大富豪を目指したりする必要はないし現実的でもない。それでもプログラミング教育を大事にするのは、柔らかい発想や問題解決能力を磨くことであり、インターネットを使って世の中の仕組みをしることにも役立つのだという。
米マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏がはじめてプログラミングをしたのは13歳の時だったという。コンピュータの大衆化に多大な貢献をした同氏はこのころからすでに助走をはじめていたのだろう。初期のコンピュータは扱いにくかったと同氏は語るが、「最高に魅力的なマシンだった」と回想するように、ワクワクすることは新世界への一歩を踏み入れた感覚だったと思う。
日本でもプログラミングをきっかけに想像力を刺激された子供たちが数多く生まれることを期待したい。それが日本という国を強くする。
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