【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:独創的思考法、自分の頭でゼロから貪欲に」から
2015/05/21
2015.5.15 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:独創的思考法、自分の頭でゼロから貪欲に」から
自分の頭で考えること、を自分で考える
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、物理学者 寺田寅彦と理化学研究所の大河内 正敏の名言を取り上げ、ゼロ(基礎)からの出発がいかに大切かを説いている。
○真似ではなく自分の仕事でなければ、他人にできないことを成し得ることはできない
和田教授の言葉では、自分で考えることである。そこは、物理学者 寺田寅彦と理化学研究所の大河内 正敏の名言を引用して;
『誰に聞け、何を調べろ、何を読めというような手は駄目だ、何もせず黙って考えろ。今日うまい考えが出なければ、寝ていて考える、目がさめたらまた考える、毎日同じことを繰り返せ。こうして真剣に夢中で考え込んだ者は必ず妙手に気がつき、予期以上の成績を挙げている。一方、そんな馬鹿馬鹿しい手があるものか、それよりはまず内外の特許を調べる方が早い、といって図書館へ入り込む連中は、結局、従来のやり方に捕らわれて平々凡々のことしか出来ない』
という。多くの人が自分の頭で考えることを本当に考えているのかというのが、和田教授の進言である。