【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:もうひとつの『異形の島』」から
2015/05/20
2015. 5.14 日経産業新聞の記事「眼光紙背:もうひとつの『異形の島』」から
ネイティブアメリカンの権利運動と監獄島
コラムの著者は、長崎県お端島、通称「軍艦島」の映像から想起された米国サンフランシスコ湾内にあるアルカトラズ島、通称「監獄島」を重ね、そこに今も米国が持つ先住民問題があることに言及している。
○朽ち果てた建物の様子は軍艦島と共通
軍艦島が炭鉱ビジネスで沸いていた頃、海の向こうの監獄島は刑務所が置かれ、アル・カポネも収監されていたという。今は観光名所となり誰でも渡れる状況だ。ただ、軍艦島と同じくらい、監獄島は数奇な運命を背負っているという。
それは、アメリカ・インデアンの島の占拠事件で、半世紀近く前、島を1年あまり占拠して、先住民の権利回復を訴えたという。今も観光船で島の周囲を一回りすると、
INDIAN WELCOME
の落書きがされた建物の壁が残っているという。当時の島は権利運動のシンボルであった。4年ほど前にこう言った事実を説明するコーナーが島にできたという。この異形の島にも米国の歴史の葛藤が刻まれている。
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