【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:データは生もの、ケアを」から
2015/05/17
2015. 5.12 日経産業新聞の記事「眼光紙背:データは生もの、ケアを」から
ビッグデータ時代は地道なデータの保守が基本
コラムの著者は、一見、不変で無機質だと思いがちなデータの取り扱いについて極めてデリケートな生ものであることについて触れている。
○データの収集環境で変わる
ビッグデータの活用の基本は、データのメンテナンスだという。つまり、最新情報の得た環境や状況も把握した上で、保守・管理しなければ意味がないという。
たとえば、人の移動などの交通系のビッグデータを取り上げると、路面店や催し物などの参考になるデータとして注目される。データそのものは更新され最新のものになっていたとしても、周辺の情報も一緒に保つ必要がある。たとえば、道路の筋が変わったり、近くに商業施設ができたりすれば、データ自身が意味がないものになる可能性もある。
データを日頃からケアするメンテナンス。データを扱いやすくするには不可欠であり、面倒で細々した作業が必要である。カッコよいビッグデータの時代も意外にこのような地道な作業か基本となっている。
コメント