【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『イケメン経済学』の必要性」から
2014/07/31
2014. 7.25 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『イケメン経済学』の必要性」から
顔の美醜というタブーがやぶれる
コラムの著者は、容姿の美醜とビジネスの関係にふれ、今や三面雑誌の域をこえて世界的なかだいになろうとしていることを述べている。
○美男美女のどちらが得か?
このような調査を20年前米国に行った内容を批判誌「ユリイカ」では取り上げている。正解は男性。男女ともに容姿が賃金の格差を生んでいるという。中でも「不器量」で受ける損は女性より男性が大きかったとのことである。
これを現代の日本に当てはめると、経済のサービス化、労働力の流動化が進み、米国に類似してきたという。顧客や同僚、取引先など初対面の人に好かれることは結果を左右することになってきた。
さらに人間は本来、美男美女の発言を信じやすい傾向があるとの研究もあるという。
となると、これまで差別にも時にはつながる容姿も、研究対象としてきちんと取り上げる時期にきたかもしれない。その一方で職探しや経済的成功、選挙結果などに対応する「容姿ビジネス」の市場が広がってきているのも事実である。