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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:米会員制ディナーパーティー人気、気鋭シェフが腕試し」から

2014.1.29  日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:米会員制ディナーパーティー人気、気鋭シェフが腕試し」から

シェフにとっては貴重な実験の場

コ ラムの著者 竹内道氏(アークメディア社長)が語るのは、米国の数都市で開かれる会員制のグルメイベントの人気について語っている。

○米ディナーラボ社のイベント

2012年ニューオーリンズでスタートした「ポップアップ・ディナーパーティー」と呼ぶ会員制グルメイベントを同社が開催。昨年は、ニューヨークやロスアンゼルスにも進出し、会員の定員に達しているという。春には、サンフランシスコやワシントン等でも開催するという。イベント型の新しいダイニングサービスとして注目を浴びているという。

イベントは、ポップアップ(「突然、一時的に出現する」という意味)とのことで毎回異なる会場で思いがけない場所で行われるという。会員は、料理のみならず、会場にも大きな興味が生まれるという。

  • ラボ(「実験室」という意味)仕立て:有名レストランで修業を積んだ新進気鋭のシェフをゲストに招き、自由な創作料理を提供。新しい物好きな食通の客に披露する。
  • 大テーブルで提供。会員からシェフはコメントを聴くことができ、貴重な実験の場となる。
  • 年会費は都市によってことなる。150から175ドル
  • 毎水曜に3週間後のディナーパーティーの案内を出す
  • 参加者は、オンラインでチケットを購入する。ゲスト同伴も可能。
  • 参加費は飲み物やチップなどを全て込みで一人55ドル~85ドル
  • イベントは、午後6時からと午後9時からの2回
  • 料理のジャンル:アジア、中近東、アメリカ

参加者は、約40~50人が参加する。

希少性のある料理と場所、果たして高いか、安いか?restauranthappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:コンピューターの使い方、論理的思考育成の道具に」から

2014.1.28  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:コンピューターの使い方、論理的思考育成の道具に」から

論理的な思考を育成するためにコンピューターの応用を鑑みる

コラムの著者 渡辺慎介氏(学校法人関東学院常務理事)が語るのは、汎用コンピュータの先駆けエニアックから軍事用計算機マニアック、さらに現代のパーソナルコンピューターを通して、情報処理に偏りすぎた応用に疑問を投げかけている。

○軍事研究用マニアック

マニアックは、真空管による計算機で、戦争終結のため米ロスアラモス研究所で水爆の開発や解析に利用されたという。確かにこれだけでは人類に貢献したとはいえない。しかし、この研究を通じて、物理学者エンロコ・フェルミが、現代の物理学に大きな影響を与える内容をマニアックでおこなった。非線形講格子の解析である。専門的な説明は省くが、フェルミたちは、人の手で計算できない問題をマニアックで解析した。これが、非線形物理学など新しい科学の幕開けとなった。

その当時のマニアックより、まさに桁違いの高速な現代のパーソナルコンピューター。今やその用途は計算だけでなく、情報の作成や交換に使われ、情報処理機となっている。

渡辺氏が危惧するのは、フェルミが行ったような徹底的な論理解析と、発想を豊かにして、計算可能な形式にして今でいうシミレーションを行ったことである。それは情報処理ではなく、「思考する」ことから始まっていることに注目したい。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:消費増税は怖くない」から

2014. 1.27  日経産業新聞の記事「眼光紙背:消費増税は怖くない」から

緩和措置とのバランスはとれているのか?

コラムの著者が語るのは、4月以降の反動減を心配してか、不動産販売業界などの声を聞いても「消費増税は怖くない」との反応についてである。

○マンション販売大手の幹部の話

『駆け込み需要後の反動減は?』

『いや、反動減はほとんどない』

『でも高額商品であるから5%と8%は大違いでしょう?』

『いやいや、住宅ローン減税が拡充されるから影響はほとんどない。』

『増税前後で、ケースによっては実はお得感がことなる』

とのことだ。マンション販売業界だけでなく、意外と安心している風があるという。安倍政権は、前回の消費税増税時の失策を繰り返すまいと、あの手この手の特別措置で景気の後退を防ごうとしているからだ。

しかし、コラムの著者も指摘しているように、緩和措置での持ちだしが税収増以上であれば意味がない。バランス感覚はどうか?happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:劇場で『ゼロ・グラ現象』宇宙体験はすぐそこに」から

2014.1.24  日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:劇場で『ゼロ・グラ現象』宇宙体験はすぐそこに」から

技術の進歩は宇宙を近づけたか?

コラムの著者 中村泰子氏(ブームプランニング社長)は、斬新で精密な宇宙空間を舞台にした映画『ゼロ・グラビティ』について語っている。

○身近になる宇宙

一部の民間企業や大富豪がそれほど遠くない将来に、特別な訓練を受けなくても気軽に宇宙旅行が出来る時代になってきているという。

そんな時代を背景してか、映画『ゼロ・グラビティ』は世界中でその迫力ある映像と極限の環境での生きることに対する描写が素晴らしく人気があるという。

VFXや3Dなど最新の映像技術で、クオリティーが高く、まるで宇宙にいるような錯覚をおこすという。その効果か、『ゼロ・グラ現象』が世界的に広がっているという。

中村氏が言うように、人は古来から宇宙という謎に満ちた空間に不思議な興味と畏怖の念を抱き続けてきた。こんなに技術の進歩で身近になってもその気持ちは変わらない。


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:会議ロボで家から職場参加」から

2014. 1.23  日経産業新聞の記事「眼光紙背:会議ロボで家から職場参加」から

シリコンバレー流在宅勤務

コラムの著者がかたるには、米シリコンバレーの企業を中心に、「会議ロボット」の導入が進んでいるという。インターネット経由でロボットを操作し、会議室でのミーティングを、顔が表示されるディスプレーを使って行うという。

○掃除ロボットとインターネット機器大手の企業のコラボ商品

ルンバで知られるiRobot社とインターネットでのルータなどの機器で有名なシスコシステムズが合同で開発した、リモート・プレゼンスと呼ばれるロボット会議システムである。

これがシリコンバレー流の在宅勤務だとしたら、日本は、自宅のパソコンで会社にアクセスするが、始業時間にわざわざ上司に電話報告したり、社内の情報セキュリティーのために煩雑な手続きが必要だという。これでは、在宅勤務の発展は難しいという。

ルンバも最初日本で販売された時、おもちゃだと揶揄した人もいるが、既に定着した商品となった。同様に会議用ロボットもSFかぶれなどと嘲笑することは出来ないかもしれない。shadowhappy01