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【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社代表のリフレッシュ休暇のため一時休止のお知らせ

いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。

さて、執筆の弊社代表 松本英博が リフレッシュ休暇のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。

なお、再開は、2022年3月22日(火)を予定しております。

【休止期間】

2022年3月17日(木)~2022年3月21日(月)

以上


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ごはんのみらい、食物繊維で作った『新種』」から 

2022.3.9 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ごはんのみらい、食物繊維で作った『新種』」から

炊飯いらずのごはん

 コラムの著者 岩永 嘉弘氏(日本ネーミング協会会長)が取り上げるのはネーミングも興味深いニチレイの「ごはんのみらい」で、どこに未来があるのかを述べている。

○腸内細菌増加、内臓脂肪の燃焼、免疫力アップ、ダイエット効果といった多くの機能あり

 岩永氏は自動車にも似たようなネーミングがあるという。MIRAIという水素で走るトヨタ自動車の商品である。今回の紹介商品はニチレイの「ごはんのみらい」。ネーミング的にも未来のごはんといわないところが興味深いという。予言めいた名前で食生活の将来を提言するドラマがありそうだ。

外見はフリーズドライの普通のお米のよう。お湯をかけるとふっくらした白いご飯が復元する。つまり炊飯いらずのごはん。それに、実はこのごはん、お米そのものではないという。お米由来の食物繊維でできている。米粒そっくりさんの「ごはん」に成形されているという。食感も味もお米そのもの。しかも成分が通常の白米にくらべ糖分が半分、食物繊維はなんと10倍で1食で1日の食物繊維が摂れる優れものである。この米由来の食物繊維のおかげで、腸内細菌増加、内臓脂肪の燃焼、免疫力アップ、ダイエット効果と多機能である。つまり、これがニチレイが提供するごはんのみらいである。まさにご飯の新種である。🥢🍚🛠🍖🍽👜🏯📗🖥👧👦🛌👧🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🌳🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:理科離れ対策に有効な教育支援ツール」から

2022.3.9   日経産業新聞の記事「TechnoSalon:理科離れ対策に有効な教育支援ツール」から

生徒の興味を引き出す方法が最も重要

 小学校までは理科に興味があったのに中学、高校と進学すると嫌いになる生徒も多いという調査がある。コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)はその原因を教育の問題と捉え論じている。

◯NASAのエイムズ研究センターが作ったTeacher's kitも参考に

 山﨑教授によれば、まず理科離れを起こす教育の問題は、日本では、教員養成課程の大学学部が文系に位置付けられており、数学や理科が不得手である教員志望者も多いからだという。

では自然科学を専攻した教員が理科を教えた場合と、そうでない教員の差異は、理科を抽象論で教えるのではなく身近な日常生活を結びつける思考があるかないかであろうという。さらに実験についても差が出てくる。理科を履修していないと実験に苦手意識を持ちがちである。生徒は、実験の経験が理科への興味の発端になることが多いのにここでズレがでてくる。

山﨑教授が推すのは、教員を支援する教育ツールの提供である。NASAのエイムズ研究センターが作ったTeacher's kitは宇宙科学や探索技術への興味を持たせるため、スペースシャトルのミッションやハップル宇宙望遠鏡の原理や成果など美しい画像で説明されている。高校生レベルを対象にしたもので、教室でできる実験や、実利的な計算などがある。この分野に馴染みが薄い教員でも興味をそそり、教えてみようという気になる。日本でも、リニアモーターの高速列車や探査機「はやぶさ」のミッション、ハワイにあるすばる望遠鏡、日常に列車に乗車する際にお世話になるホームドアの原理など最先端技術の話題が多くある。いずれにせよ、生徒に日常生活に結びつけた授業が有効で、最も重要な生徒の興味を引き出すことが不可欠である。🎓✏️🏙🌾🍓😅🏃‍♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍happy01🗻🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:バンコク『改名』の狙いは」から

2022.3.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:バンコク『改名』の狙いは」から

新名称は「クルンテープ・マハナコーン(偉大な天使の都)」

 コラムの著者によれば、タイ政府が2月、首都バンコクの英語名称をタイ語と同じ「クルンテープ・マハナコーン」に変更するという案を提出したという。さて改名を今行う意図は?

○ミャンマーやインドなど改名の前例あり

 コラムの著者によれば、バンコクとの併記は行うものの俗称扱いとなるという。改名は東南アジアでは結構あり、ミャンマーはラングーンを1989年にヤンゴンに改名、インドは1995年にはボンベイをムンバイに変更している。

バンコクが特殊なのは、正式名称がタイ語で100文字を超える長いものであることと、現地人がバンコクとは言わないことにあるという。「偉大なる天使の都」の意味を表し、都を讃える数々の形容詞が詩のように散りばめられる。タイ人でもこの長い名称を覚えている人は稀で、80年代にはロック調の歌が流行し、今でも学校で暗記のために歌われる。

では、バンコクで世界に通用している名前を今になって変えるのか。これは新型コロナウイルスの災禍の収束が近づき、観光立国として再出発しようという決意ではないかとコラムの著者は憶測している。🙏🍶🦠😷🍟🚓💴📖📞🚗🚀⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇹🇭


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:誰の側に立つのか」から

2022.3.9   日経産業新聞の記事「SmartTimes:誰の側に立つのか」から

東日本大地震の前後での体験と日米企業の関係

 コラムの著者 スティーブン・ブライスタイン氏(レランザ社長)は、2011年3月11日に日本で被災したが、直後に契約したクライアントとの関係について述べている。

○ 日本企業と付き合うのは難しいとされているが…

 ブライスタイン氏は東日本大地震の発生時に東京に向かっていたという。自宅には家族がいて、倒壊は免れたが住める状態ではなくなり、さらに津波警報を聞いて避難したという。2日後に家族に会う子tができ、米国コロラド州の妹一家の家に転居して、再度日本に戻ったという。

日本に戻ったのは、震災前に重要な契約を締結した後で、しっかも大口であったからだ。そのクライアントに、自宅が崩壊し、プロジェクトを始められる状態にないことを電話で伝えた。クライアント側の施設もダメージを受けていたため、彼らもプロジェクトを始められない状態とのことだった。そこで1ヶ月後に連絡することを約束した。

4月末には幸いなことに家族で住む家が見つかり、ビジネスも再稼働したので、クライアントに連絡した。相手はブライスタイン氏の声を聞いて驚いたという。というのは日本の国内ニュースでは多くの外国人が慌てて出国しているようすを連日伝えていたからだという。米国の知人も放射能漏れの恐れがあると強く日本に戻ることに反対したが、だからといって永久に日本を離れる気はなかった。

以来、このクライアントとは多くのプロジェクトを進めてきたという。ある友人が、そのクライアントが任せてくれたのは、ブライスタイン氏が日本の文化を尊重した上でのビジネスだからだろうと語ったが、そうではないという。海外企業はよく日本企業は日本文化を尊敬しなければ、その曖昧さやニュアンスも理解できないと言われてきたが、そうではない。逆に、米国企業が大きな災禍にあったら、同じことをブライスタイン氏は判断したという。日本企業だからではなく合理的な改善を考えれば結論は同じであろう。🏠🙏🍷🕯📖💼💴🩺👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸