【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:ゲームを通じた社会貢献」から
2021/06/05
2021.5.26 日経産業新聞の記事「SmartTimes:ゲームを通じた社会貢献」から
自らの体験から社会貢献活動へ
コラムの田中 勇一氏(公益資本主義推進協議会 副会長)は、ゲームを活用した社会貢献事業を展開しているゲーム・フォー・イット社長 後藤誠氏の活動を紹介している。
○若い世代を中心に世の中に貢献したいとの考えが広がっている
田中氏によれば、同社は障害者支援や生活習慣病予防などに役立つゲームを開発しているという。同社社長の後藤氏が社会貢献活動でのゲームの可能性を信じているのは自らの体験からで、ゲームに自身が救われたからだという。
- 中学生:父親の会社が倒産し、借金取りが毎朝家に来た
- 祖母は認知症を患って介護した
- 学校ではいじめにあう
といった状況で、学校の休憩時間に話しかける友達もおらず図書館にしか居場所がなかった。その時に心の支えとなったのがTVゲームとプログラミングであったという。
- 高校生:独力でプログラミングを習得
- ゲームのプログラミングができることで注目される状況になる
- 高校卒業後:上京して新聞奨学生として予備校に通い、夜間大学に合格。
- 大学生:ゲーム会社に働きながら夜間大学で学ぶ。最初はアルバイトであったが、プログラミングの実力で正社員となる。
- その後フリーランスに転身。結婚を機に大手ゲーム会社に入社。その時に、運命のゲームに出会う。それが「シリアスゲーム」分野であった。シリアスゲームは様々な社会課題を解決を目的としたゲーム分野で海外では、リハビリテーションや教育、社会変革などで活用されており、オランダやフランス、米国ではすでに数百の専門会社があるという。そこで日本では未開拓であったこの領域のために同社を創業した。
若い世代は、社会の役にたちたいという考えが確実に広がっているという。後藤氏のようにこれから社会で役立つゲームがこぞって出てくることを期待したい。🎰📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵