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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:好奇心こそ全てに通ず」から

2021.5.25  日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:好奇心こそ全てに通ず」から

知らないことは否定しがち

コラムの著者 小松原 威氏(WiLパートナー)が指摘しているのは、よくある上司部下の関係で、部下からの提案や企画を自ら未知の領域であるから無意識に否定してしまうことがあるという。

○聞き上手になって好奇心を持ち未知を体験する

 小松原氏によると、この否定が知らないことと嫌いという感情が心理的に類似しているからだという。そのために部下からの提案がよくわからず、否定して潰してしまう。

一方、アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ペゾス氏は「disagree and commit(反対はするが全力で支持する)」という考え方は未知のものへの否定に対抗する重要な考えだと言う。部下からの提案に対して、反対の場合はまずは反対であることをしっかりと伝え、必要以上の議論や合意形成に時間を費やさず、素早くスタートさせて支援するということだという。誰もが正解がわからない時代だからこそ、反対であっても迅速に行動に移すこの姿勢には学ぶところが多い。

では知らないことを否定しないためには、小松原氏によれば好奇心を常に持つことだと言う。好奇心についてはカーネギーメロン大学のジョージ・ローウェンスタイン教授の「情報ギャップ」の理論が興味深いという。人間は自分の知りたいこととすでに知っていることとの間に情報のギャップがあることを認識して初めて好奇心が生まれると言う。情報ギャップを認識するには大事なことは多様な人々と交流することだという。

さらに好奇心を養うためには、新しい体験を継続することも重要だと言う。体験して初めて自分の知っている情報とのギャップに気づき、さらに好奇心が湧いてくるという。

小松原氏によれば、好奇心旺盛な人は周りに興味が湧くために、人の話をよく聞き、よく観察しているという。そうすれば、周りの良い点に気付くと言う。💡💺🛠🚗🚘💰💴📖✈️😷💻⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🦠🇯🇵🇺🇸

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