Previous month:
2020年6 月
Next month:
2020年8 月

2020年7 月

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:非対面IR、高まる満足度」から

2020.7.27  日経産業新聞の記事「SmartTimes:非対面IR、高まる満足度」から

IR(投資家向け広報活動)での満足度でオンラインIRはトップ

 コラムの著者 村松 竜氏(GMOペイメントゲートウェイ副社長兼GMOベンチャーパートナーズ ファウンディングパートナー)は、2005年の上場以来初めてオンライン開催のIRを経験し、その効果について語っている。

◯移動時間、フライト費用、印刷経費そしてCO2の削減に貢献

 村松氏は今年初めてのIRでオンライン開催に参加、その体験から気づいたことについて語っている。コロナ禍でやむ得ない選択ではあったが、毎回測定している満足度指標がいつもの都内開催での時を上回るものであったという。

参加者側の満足度が高いものは、

  • 社長の表情が見えてよかった⇨従来の会場では、社長の表情が見えるのは前列の席だけであったことに気づいたという。
  • 移動時間がなく助かった⇨機関投資家やアナリストにとって掛け持ちでの参加が多いが、移動時間がなくなった分だけ決算レポートなどの作成に追われる状態が緩和できたという。

事務局側も、

  • 決算説明でよくおこる資料の差し替えや修正が、いとも簡単にでき、印刷時間やコストを削減できる
  • 質疑時間もウェブから受け付けることでスムーズに進み、投資家やアナリストの満足度も上がった
  • 海外の関係投資家も参加でき、移動時間やフライトの費用、修正に必要な大量の印刷物が不要となった

などの特徴も見えてきたという。つまり、密を避けたIRでこれまでにない密な対話ができたことは有益であったという。さらにこれらの効率化やコスト削減はCO2の削減にも寄与したという。😷💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:マスク装着、熱中症リスクも考えて」から

2020..7.21  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:マスク装着、熱中症リスクも考えて」から

求められる適切なマスクの使用

 コラムの著者 円山 重直氏(八戸工業高等専門学校長)が以前コラムに書いた記事「TechnoSalon:顕在化する地球温暖化、将来予測した社会投資を」に関連して取材したときに動物の熱交換を調べたが、新型コロナウイルスの感染防止のマスクについて考察している。

◯熱中症の危険も

 前回の取材で、円山氏は鳥が汗をかかないので、体温の放熱は呼気で行っていると知ったという。気温が一定以上になると、体内の熱が呼気だけでは放熱できなくなり、ニワトリなどはヒートアップして死んでしまうという。

人間も呼気で体温の放熱を行っているが、10%程度であるという。体温より温度と湿度が低い外気を吸って、体内から温度と湿度が高い呼気を吐き出すことで体温を下げている。

このような人間の体温調整の中でマスクを新常態では着用することが奨励されてる。布や不織布などでできた繊維媒体で作られたマスクは熱と湿度を高効率に交換する高性能な熱交換器ともいえると円山氏は語っている。ただ、マスクをすると呼気による放熱はしにくくなる。つまり、体温が上昇する運動中や高温下でのマスクをした作業は、瞬間的に熱中症になる可能性も高い。マスク着用の新型コロナウイルス対策になる点と熱中症の予防をこれからの季節では適切な使用が必要となってくると円山氏は指摘している。😅🏃‍♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:人生にプランBを持て」から

2020.7.21  日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:人生にプランBを持て」から

サンフランシスコと成田を往復するはめに

 コラムの著者 フィル・ウィックハム氏(SOZOベンチャーズ創業者)は、やや皮肉を込めてサンフランシスコと成田の21時間往復旅行の顛末を語っている。

◯さて、フィル氏のプランBは何だったのか

 フィル氏が6月初旬に妻子が日本に住んでいるためサンフランシスコが「シェルター・イン・プレイス(屋内退避勧告)」になって以来家族に合っていないので、日本の様子も落ち着きはじめ旅行計画の準備を念入りを行ったという。

業務書類も持ち、日本の査証(ビザ)もあり、何の心配もなく空の旅人となった。しかし、成田での2時間の面談の後同じ飛行機に乗せられ米国に帰国となってしまった。帰国便では悲しみと怒り、ひどい仕打ちにあったような気持ちになったという。だが、すぐに反省する気持ちになった。成田での地上係員は丁寧ね応対であったし、入国できないことも何度も心から言いたくないだろうがメッセージを伝えていた。帰国の便ではプランBを考えるべきであった。

考えてみればZOOMなどのビデオ会議サービスを使えば業務はできるし、サンフランシスコであろうがビジネスクラスのキャビンの中であろうが読書をして映画を見ることは変わらない。

やがて、フィル氏がこの原稿を書いた。それもメキシコからで家族と一緒であったという。諦めず、プランBをフィル氏は実行したのだ。📖✈️😷💺💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🦠🇺🇸🇯🇵🇲🇽


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:テレビで何を見る、チャンネル検索順位に変化」から 

2020.7.22 日経産業新聞の記事「トレンド語り:テレビで何を見る、チャンネル検索順位に変化」から

根強い地上波選択

 コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研フェロー)は、テレビの電源を入れた後どのチャンネルを選択するかを自社の調査をもとに考察している。

◯テレビでネット動画を視聴することは

 電通メディアイノベーションラボの「第3回テレビ受像機のネット動画視聴調査(2019年9月)」から奥氏は分析している。

この調査から、ネット動画が第2選択肢としての存在感は、無料BSと録画再生と僅差であるという。しかも、多くの第1選択は地上波であるという。9割が、第1選択とするものが地上波というのは根強い。ただ、奥氏の分析によれば、多くの人が時計代わりにテレビをつけていることを考慮すると、見たいものがそこにあるはずと考える優先順位は、偶発的な番組(コンテンツ)との出会いが左右することが多いともいう。

ここにネット動画の優位性が出てくることも今後注目すべきところであろう。📺🛍🍲🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:たいせつなものを守るために」から

2020.7.20  日経産業新聞の記事「SmartTimes:たいせつなものを守るために」から

コロナ禍は産業革命、情報革命に続く革命?!

 コラムの著者 榊原 健太郎氏(サムライインキュベート代表取締役)は、自宅での在宅勤務をコロナ禍で余儀なくされた一方で、家族との時間、会話、人生、会社、仲間について深く向き合ったことについて述べている。

◯当たり前のことが大切であると気づく

 榊原氏はVBやスタートアップの支援をイスラエルやアフリカなど海外国内に行ってきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で生活が一変したという。平日は東京で週末は家族の住む岐阜に帰ったり、海外渡航している生活が、コロナ禍で毎日岐阜の実家で家族と住むようになったという。

時間の使い方が大きく変わったという。一番は家族との時間が増えた。ようやく平日でも家族と一緒に過ごせる時間がもてるようになった。人生初の経験は毎日が新鮮だという。日々家族を守ってきた奥さんや家族を持つ全ての方々に尊敬の年を抱いた。さらに自宅から通勤時間がなくなり、オンラインミーティングばかりになったということ。その結果、人生を振り返り未来を考えるようになったし、会社の未来やメンバーのことを考える時間も増えた。社内で深く自分やメンバーを振り返り話し合う機会が増えてそれぞれの意思の深いところも理解しあえるようになったという。考えてみれば、自分の小部屋が「どこでもドア」のなり、家族のみならず世界の知人や関係者と話せる。コロナ禍は、産業革命、情報革命に続く革命のようで、生活や社会を大きく変えた。それで当たり前だった生活や大事なものに気づくようになった。コロナ禍はその思いを乗り越えなばならない。😷💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵