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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:テスター、国内外で学習・実務に寄与」から 

2018.9.12  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:テスター、国内外で学習・実務に寄与」から

1951年から回路計に様々な工夫が

コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフィックデザインアソシエーツ代表)が1951年創業の三和電気計器が第1号回路計を世に出してから、利用者が実務利用だけでなく工学教育などに海外も含め広く使われていることを紹介している。

○3通りの組み立て方法を提供するキット

 回路計はテスターとも呼ばれ、電圧、電流などを測定し、初心者から技術者まで基本的な測定器として広く利用されている。三和電気計器は1951年創業で1号型回路計を販売、今日まで77年にわたって回路計、各種電気、電子計器を生産販売している。

ユニークなのは、自分でテスターを組み立てられる「アナログマルチテスタキットKIT-5」を1960年に発売し、以後改良を重ね、現在KIT-8Dモデル(税別4300円)を販売しているという。

組み立てながら回路計の基礎を学習でき、工業高校、工専、大学の工学部などの学習、技能実習などに広く使われている。さらに同社が工夫をこらしているのが、組み立て方法で、

  • 早く組み立てる
  • 部品の学習を重点に置いた配置図から作成
  • テスターの内部回路の構成順に作成

と3通りも用意されている。そこには、適正な価格、安全な使用、十分な耐久性などの要求をすべて満たしている優れた特徴がある。モンゴルやアラビアの教育および実務用として輸出し、日本人講師が教えることで各国の技術水準の向上に寄与しているという。🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『外野席』のローソン銀批判、信憑性は?」から

2018.9.12   日経産業新聞の記事「眼光紙背:『外野席』のローソン銀批判、信憑性は?」から

金融のプロの雑音の信憑性は

コラムの著者は、10月15日からサービスを開始するローソン銀行について既存の銀行の考え方との差異について語っている。

○既存銀行の苦戦は小口金融の軽視のツケ?

 キャッシュレス化に対応したATMプラットフォームを目指し、異業種からの銀行業への参入である。先行したセブン銀行から17年目という。

これに対して外野席の既存の金融機関からは、「コンビニ銀行として周回遅れ、現在でもATMが店に置いてあるから変わらないのではないか。ATM自体が不良債権化する」などとネガティブな意見も聞かれるという。

実は金融のプロたちはゼブン銀行の設立時も同様に否定的で、設立準備の足まで引っ張ったところもあったという。しかし、現状のセブン銀行はどうか。小さな決済を積み重ねてピカピカの銀行に大きく育った。かえって、既存の銀行は小さな顧客を見限ったことのツケが回っているのではないか。そういえば、英語でリテールは、小口金融と小売業を表す。親和性がそこにはあるのであろう。💳🏪🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏💴💰


【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社システムメンテナンスと担当休業のため一時休止のお知らせ

いつも、当ブログをご利用 ご愛読いただき ありがとうございます。

さて、弊社システムメンテナンスと担当休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。

なお、再開は、9月24日(月)を予定しております。

【休止期間】

2018年9月16日(日)~9月23日(日)

以上


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:学びは風通しの良い組織から」から

2018.9.11   日経産業新聞の記事「眼光紙背:学びは風通しの良い組織から」から

多忙な人ほど積極的に自己研鑽

コラムの著者は、リクルートワークス研究所が約5万人から回答を得てまとめた「全国就業実態パネル調査2018」の結果を紹介し、企業の人材育成に対する示唆を述べている。

○「人生100年時代」に必要な

 この調査結果から見えてくるのは、進んで自己研鑽に励む人は少数派のようだ。昨年1年間で自分の意思で仕事に関する知識や技術を高める取り組みをした人というのは、正社員で36.9%、非正規社員で27.0%となっている。興味深いのは日常の忙しさと学びの関係であるという。

週の労働時間が減った割には自己学習を始めた人は17.9%、これに対して労働時間が増えた人は20.4%と、仕事により多く時間をかけた人の方が積極的に学んでいるという。

分析によると、学習意欲が起きるきっかけは毎日の仕事の中にあるからという理由だ。雑談を含め、同僚や上司らとのコミュニケーションの中には、啓発されることが様々な形で潜んでいるという。知識や技術を習得する必要性を肌で感じることができれば、自己の学習効果も上がりやすい。

企業の人材育成もこのきっかけ、つまり気づきを従業員が得る環境が組織内にあるかどうかになる。風通しの良い職場ではやはり仕事ができるようだ。📖📚🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:マクロとミクロ、熱力学と統計力学に分類」から

2018.9.11  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:マクロとミクロ、熱力学と統計力学に分類」から

マクロ物理量はミクロ物理量を平均した結果

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)が語るのは、森羅万象を大きくマクロとミクロに分ける点から理解することについて熱を扱う学問で説明している。

◯マクロで扱う熱力学とミクロまで見る統計力学

  和田教授によれば、森羅万象を見るのに巨視的(マクロ)と微視的(ミクロ)の2者があり、2者を科学的に演繹することで正当性を裏付けている。

水の沸騰や凍結現象はマクロで、水分子の挙動はミクロである。これをマクロの範囲で扱う熱力学とミクロまで見る統計力学では、圧力、温度、エネルギー、エントロピーとみる視点とここの分子の運動とみる視点になる。マクロの対象はミクロに複雑な運動ををする多数の粒子からなり、その複雑さから統計力学での確率的取り扱いは正当化される。マクロ物理量はミクロ物理量を平均した結果として演繹される。💉🔧🏢🏠🎓📖🌏happy01⚡️