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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:新しい『労働時間制度』に備えを」から

2018.8.10   日経産業新聞の記事「眼光紙背:新しい『労働時間制度』に備えを」から

健康経営に大きく舵を切る時

コラムの著者によれば、6月末に成立した働き方改革関連法で、意外に知られていないのが労働時間制度の見直しで、このルールに違反した場合は企業に罰則が待っていることで、規模の大小は問わず、中小企業にも適用される厳しいものだという。

○新ルールには罰則があり、施行は来年4月

 企業がまず注意すべきは、労働時間制度の見直しだという。労働時間の短縮や休暇の付与に抜かりがあった場合、新ルールに違反すれば罰則が企業に課せられる。また、企業の規模にも依存せず一律に課せられるという。

年間で6ヶ月以上月当たりの時間外労働を45時間以内に収めるというのが新ルールである。月45時間は1日約2時間程度の残業に相当する。つまり新ルールは、1日2時間を超える残業は6ヶ月までしか認めないことを意味する。新ルールに基づくと、多くの中小企業では、仕事の進め方の抜本的な見直しをすることが避けられないであるという。さらに年次有給休暇も制度が変わり、年10日以上の年休が与えられている人に対し、企業は、5日は消化させる義務が生じる。違反した企業は規模の大小によらず、最大一人当たり30万円の罰金が科せたれる。

一連の見直しは企業に一方的に厳しいようには受け取れるが、残業を減らし休暇を増やすことで、社員の健康管理が進めば企業のためにもなる。健康経営に向けての発想の切り替えと実行がもとめられる。☀︎🏢🕛📈📖🌕💡🔎⚡️🌎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:市場の創造、普及した商品利用」から

2018.8.10  日経産業新聞の記事「西川英彦の目:市場の創造、普及した商品利用」から

他社との連携で未知の良い「漁場」になる可能性も

コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、すでに普及した商品を利活用して、新市場を創るという、一見うまい話を、バンダイの玩具を事例に紹介している。

◯他社製品とのコラボが鍵

 同社が3月に発売した「爆釣バーロッド」がその好事例だという。この玩具は、多くの子どもが持つニンテンドー3DS、ゲーム機のカメラ、液晶画面、ジャイロなどを利用して、これに取り付ける、同社が販売する釣竿のリールにケースをアタッチメントとして使い、体を激しく動かしても、持ちやすく、しかもソフトは無料ダウンロードにした。

これは、既存顧客へのアプローチ。さらに、一般商品に印刷されているバーコードを読み取ると、未知の生命体が手に入るとのシナリオで、他社製品のバーコードを読み込ませ、双方の商品が売れる仕掛けを作った。このようなコラボの連鎖が新しい市場を生み、同製品を軸としたエコシステムができる。これに、漫画のタイアップなどで読んだところで新しいバーコードをゲットできバージョンアップもできる。他社との連携で未知の「漁場」を得た。🎣☕️📈💻🔎⚡️🌍happy01 


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ビールに『セ氏35度の天井』」から

2018.8.9   日経産業新聞の記事「眼光紙背:ビールに『セ氏35度の天井』」から

夏に冷える話

コラムの著者は、ビール業界の定説「セ氏35度の天井」の背景と最近の同業界の課題について触れている。

○消費者の節約志向と業界の思惑

 この定説、「セ氏35度の天井」は、夏場は気温が1度上がると販売量は2.5%増えるが、日中の気温が35度を超えると、今度は逆に消費が伸び悩むという現象を説明している。今年の夏は実際暑すぎで、7月の販売量は前年同月比で4%減であるという。

この定説には意外にも理由があるという。つまり、暑い日は昼間に水やジュースを飲み過ぎ、その反動で夜、ビールを飲まなくなるというワケである。

しかし、業界としては暑さよりも冷えるのが、ビールの消費低迷である。キリンビールによると、2018年のビール類の販売量の予測は、2%のマイナス。年末年始の需要期と並ぶ需要期で、ここで伸びれば前年割れに歯止めがかかるが、少子高齢化を背景とした縮小トレンドには歯止めがかかりそうにないという。

 となると新製品開発での市場の掘り起こしになるが、気にかかる事実があるという。最近アルコール度数が高い製品が売れているという。どうも、消費者の嗜好が変わったのではなく、「早く酔えて安くつくから」というのがその理由だという。

 夏にまさに冷える話である。🍻🍺📈📖🌕💡🔎⚡️🌎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社休業のため一時休止のお知らせ

いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。

さて、執筆者も含め弊社休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。

なお、再開は、8月19日(日)を予定しております。

【休止期間】

2018年8月12日(日)~8月18日(土)

以上


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ポータブルオーディオ、中国老舗製品に注目」から 

2018.8.8.  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ポータブルオーディオ、中国老舗製品に注目」から

深圳発のハイエンドオーディオSHANLINGの実力

コラムの著者 鴻池 賢三氏(AV評論家)が話題になっているハイレゾ対応のポータブルオーディオを紹介している。 

○使い勝手を徹底的に見直し品位を向上

 鴻池氏によると、人気のハイエンドオーディオは、ポータブルであるという。通勤通学の移動時間に利用する需要が大きいことも人気の理由だという。スマートフォンでも音楽を楽しめるが、機能や音質にこだわる人にとっては、専用プレーヤは必需品だ。

ソニーのウォークマン、アップルのiPodに次いで、注目に値するのが、中国・深圳に本拠を持つ、SHANLINGのM0(エムゼロ)。指先の乗るほどのコンパクトサイズでありながらハイレゾ。高音質を配慮したブルートゥース企画でソニーの提唱する、LDACにも対応。ヘッドホンへの送信、他のプレーヤからデータを受信して有線でヘッドホンで聞くこともできるユニークな機器である。

同社は日本では知名度が低いが、欧米では名の知れた実力派。さらに前製品の使い勝手が悪いといった酷評を受けて、ソフトウェアを基本から自前で開発し、大幅に品位を向上させた。ハイエンドオーディオを手がけたエンジニアによる開発は性能にも表れているという。🎧🎸🎶♪♬🇨🇳📈🏢💡⚡️🌍happy01