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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:文系学生も数学を必修に」から

2018.9.26   日経産業新聞の記事「眼光紙背:文系学生も数学を必修に」から

有名私大の決断

早稲田大学が2021年度の入学試験から政治経済学部でも数学を必須受験科目とすると発表した。コラムの著者は、これには賛成で、論理的に考える習慣や訓練を得ることで国際的にも重要な判断だと述べている。

○理系では入学後の教養科目で人文・社会科学は必修

 数学は単なる暗記やめんどうな計算を行うものではなく、近年ますます必要とされる論理的な思考力を養う上で有効な手段である。早稲田大学のような影響力のある私大が、文系も数学を必須とすることで、日本人の弱点である議論やコミニュケーションの根底には論理的に考える習慣や訓練の不足があるという。グローバル化が進む中で、理系文系関係なく国際人として数学は必須であろう。🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏🎓


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:開港25周年を迎える前に」から

2018.9.25   日経産業新聞の記事「眼光紙背:開港25周年を迎える前に」から

24年前にもあった台風被害

コラムの著者は、開港25周年を迎える完成国際空港は台風21号の台風被害を受ける24年前も同じような台風での被害を受けていながら、安全性は本当に確保できたのかと示唆している。

○1994年9月6日の夜は、伊丹空港地下に地下に雨水が流れ込み電源を喪失

 管制機能は予備電源で何とかしのいだものの翌日の発着は終日マヒした。同日の3週間後、開港直後の新関西空港では、初めて連絡橋が台風で使えなくなった。鉄道やバスは止まり、文字通り孤島となった。

その24年後、滑走路は冠水し、ビルは電源を失い、タンカーが連絡橋を壊した。そこに本当の意味での安全対策はあったのか。🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏✈️


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:チャネル機能、生活シーンに浸透」から 

2018.9.14.  日経産業新聞の記事「横山斉理の目:チャネル機能、生活シーンに浸透」から

好みの入手方法の質も購買要因に

 コラムの著者 横山 斉理氏(法政大学経営学部教授)は、前回に引き続き、ECと実店舗の比較から、さらに生活シーンに入り込むEC側のデジタル機器による販売について語っている。

○生活シーンに入り込むデジタル機器

  横山教授は、前回のショールーミングがアマゾンやゾゾタウンなどの試みで変わってきているという。

アマゾンはダッシュボタンというネット注文専用のデバイスで物理的な小型ボタンにお気に入りの商品を登録し、自宅の好きな場所に置いておき、その商品が必要な時にワンプッシュするだけで商品が届くもの。洗濯する際に洗剤がきれたら、実店舗で買うのが普通だが、ダッシュボタンでワンプッシュで注文できる。購買の気持ちですぐに応えるという。

必要を感じたらすぐに買えることを支援する一例として、ゾゾタウンのゾゾスーツがある。自宅を店舗のフィッティングルームにするもので、ゾゾスーツという全身タイツを着用し、専用アプリで全身を自動採寸するというものである。通販の弱点である、サイズの違いを見事に解決するものとして、ゾゾタウン側も在庫リスクが減らせるし、単価をさげることもできる。

ネット社会が到来する前はチャンルの主役は実店舗であった。その存在感は今も大きいが、スマートフォンやウェラブル端末、AIスピーカーの登場で、消費者の購買行動の認知、検討、購買の大部分をネット通販でも行え、その入手方法まで消費者が選択できるようになってきた。これまでの商品の価格、品質の差異に加え、入手方法も購買要因の1つに加わりつつある。🏪🚚📦👔💡⚡️happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:EV普及めざすワケ、燃料費の安さも一因」から

2018.9.14  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:EV普及めざすワケ、燃料費の安さも一因」から

環境に優しいだけでなく、お財布にも優しい

コラムの著者 円山 重直氏(八戸工業高等専門学校長)が語るのは、電気自動車を発電の段階からみて、ガソリン車とどの程度、環境やお財布に優しいのかを見ている。

◯課題は充電時間

  電気自動車(EV)はそれ自身では走行時に二酸化炭素を排出しない。しかし、エネルギー源である電力は、電力会社で生産されるときに二酸化炭素を排出する。

現時点で普及し始めている、PHVをつかって二酸化炭素の排出量や燃費を考えてみる;

【二酸化炭素排出量】

  • PHVでは、1キロワット時の電力で約7㎞はしることができたという。1キロワット時あたり二酸化炭素の排出量を考えると、70グラムであるという。
  • ガソリン車の実燃料費は約10㎞からハイブリッド車の二十数キロメートルまで運転の仕方や環境で大きく変わる。かりに平均実燃費を燃料1リットルあたり10㎞とすると、走行1㎞あたり150グラムの二酸化炭素が排出される。EVはこのおよそ半分である。

【燃料費(電気代)】

  • ガソリン1リットル150円とすると。EVが150円で走ることができる距離は42㎞で、燃料費は、従来の自動車の約3分の1である。自家用車を10万㎞走らせるとガソリン車にくらべ60万円以上やすくなる計算である。

以上は、概算ではあるが、EVの燃費の良さは、今後の販売量や普及に大きな要因となると円山氏は示唆している。

ただ、良いことばかりのEVだが大きな課題がある。充電時間の問題である。簡単に充電でき、時間も短くなれば、さらに普及を促すだろう。🚘🔧🏢🏠🎓📖🌏happy01⚡️🚗


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:自動車ディーラーの買収相場」から

2018.9.13   日経産業新聞の記事「眼光紙背:自動車ディーラーの買収相場」から

商品開発やマーケティング戦略に左右される自動車ディーラーの商品価値

コラムの著者は、自動車ディーラーまで店を売却買収する米国での各自動車メーカーとの関係について語っている。

○量販車分野で一番高いのはトヨタ、ついでホンダ

 市場経済で動く米国。自動車販売店(ディーラー)も売り買いがあるという。値段の根拠は、扱う自動車メーカーのブランドで店の価値も変動するという。

いわゆる量産車分野で一番高いのはトヨタ、ホンダ、SUBARUの日系3社のブランドで、その店が稼ぎ出す年間税引き前利益の6から7倍の買収価格になることもあるという。ついで中間が米系ブランドでGM傘下のシボレー、フォードで約5倍程度、低いのはその他で、日産、マツダ、韓国の現代・起亜、米クライスラーが4倍程度とのことである。

この格差は各ブランドの将来性を映したものだという。例えば、トヨタ店とマツダ店が現時点で利益水準が同じであっても、今後生み出すキャッシュフローに差がつくと予想される。だから、店の価値も変わるという。

同様の話が、米自動車アナリストによっても同じ将来性について意見だという。トヨタやホンダは、商品開発やマーケティングの戦略が抜群に安定していることから販売店はメーカーの気まぐれに振舞わされることなく、安定した経営ができるという。🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏💰🚘🚗