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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:電力の将来像を語る前に」から

2018.2.22  日経産業新聞の記事「眼光紙背:電力の将来像を語る前に」から

顧客との向き合いをまずは磨くべきでは?

 コラムの著者は、2017年4月に始まった都市ガスの全面自由化で、東電HDが不適切な訪問販売があるという不祥事について説明もなく、経営計画としての将来像を語るに終始したことに疑問を抱いている。

◯変化の先取りは経営では重要だが前提にある顧客との向き合いも触れるべき

 コラムの著者が指摘するのは、東電HDの不適切営業である。訪問販売で義務付けられている契約書面をその場で渡さないなど、法令違反の疑いのある行為が合計7千4百件あり、顧客から「契約した覚えがない」等の申し出があり発覚したという。

背景には、ガス小売自由化の準備不足で参入が遅れたこともあるかもしれない。10日後に記者会見を開いた東電HDの小早川智明社長は、この問題に触れず、将来に向けたサービスや課金プラットフォームを考えたいとの語るにとどまった。たしかに同社を取り巻く環境はIoTなど新技術の活用に向けた異業種企業との連携も重要となるところだ。

しかし、いくら美しい未来を語っても、足元でコンプライアンス違反があるようでは消費者の信頼を失うだけである。🏡🏢🔍💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:スマートスピーカー、家電製品との連携に注目」から 

2018.2.20   日経産業新聞の記事「いいモノ語り:スマートスピーカー、家電製品との連携に注目」から

音声で対話しながら操作

コラムの著者 田中 雄二氏(ITジャーナリスト)は、大手のICTメーカー、サービスプロバイダなどが販売を始めたAIスピーカーあるいはスマートスピーカーについて語っている。

○インターネットに接続し情報取得や家電製品などを制御

 昨年末から続々と登場したスマートスピーカーは、インターネットに接続し、CDや音楽プレーヤーなしに音楽の再生ができる。さらに、その操作もスマートフォンのように音声認識で話しかけるだけで行える。音楽以外に、ネットサービスの活用や他のネット接続機器との連携が可能である。パソコンやスマホと同様に、天候、ニュース、買い物など様々なサービスが利用できる。音声で操作し、結果も音声で答えてくれる。

また最近は冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、ネット接続可能な「スマート家電」も増え、今後はこれらの機器とスマートスピーカーが連動し、制御できるという。

単なる音楽機器ではないスマートスピーカーは今後の応用が期待されるものである。🎤🔊📖💡⚡️🌎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『晴れの日』だけの和服でいいのか」から

2018.2.21  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『晴れの日』だけの和服でいいのか」から

洋風化だけが業界不振の要因ではない

 コラムの著者は、成人の日を前に和服の販売、レンタル業「はれのひ」(横浜市)が突然営業をとりやめた事件から1ヶ月あまり、振袖の思い出として被害者の若者や家族への支援があるが、同社の不祥事だけではなく和服業界自体も問題があるのではないかと指摘している。

◯晴れの日だけに頼る業界に問題

 コラムの著者は、多くの晴れの日が洋装化していくことは確かに和装業界の不振の直接的な原因ではあるが、晴れの日だけに頼る業界のトレンドにも問題があるという。

経済産業省の和装振興協議会が昨年まとめた報告書では

  • 販売手法が強引で問題
  • 仕入れをアジアなどで安価にしているのに価格は高止まり
  • 催事を通じた強引な勧誘’販売

と多くは和服への値付けに不信感があるという。単なる一部の経営者の不祥事で終始せず、構造改革の契機として業界も取り組んでほしいところである。👘👧🏢🔍💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:ペイミー、給与の即日払いを代行」から 

2018.2.21  日経産業新聞の記事「トレンド語り:ペイミー、給与の即日払いを代行」から

個人のお財布を押さえるでフィンテック領域に展開

コラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)は、ICTと金融を結びつけたフィンテックが、お金のある人だけでなく、お金のない人に向けたサービスで話題だと語る。

○人材派遣業では日払いサービスが人気

 大手の人材派遣会社では自前でスタッフが日払いサービスができるが、独立系で給料の日払いサービスを代行(アウトソース)するペイミーは珍しいという。

ペイミーは契約した企業の勤怠管理情報と連携し、実働時間から給与の即日払いを行うサービスである。例えば、月給30万円の人の場合、15日間働いて15万円即日支払いできるというものである。

すでに72社の企業と契約し、サービス対象の従業員数は1万2千人を超えるという。飲食店、施工会社、英会話スクール、家事代行、人材派遣など全国の中小企業を中心に広がっているという。利用手数料は、与信枠によって異なるが、利用者は20歳代が中心だという。

求人で「日払い対応」を出すと、応募数が約3.7倍になるという事例もあるという。企業側にとっても交通費精算レベルの業務負担でアウトソースすることができるペイミーなら、経理担当者の負担が軽くなる。

個人にとって最大の収入源を押さえていることから、モバイルウォレット、割り勘・送金アプリ、仮想通貨サービス・資産運用サービスなどのフィンテック領域へのビジネス拡大ができるだろう。💴📱💡🏢⚡️🌍🔎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ロマンのある虹、テレビの教育的演出に感心」から

2018.2.20  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ロマンのある虹、テレビの教育的演出に感心」から

吹いた霧に光を当てた虹のようすは

 コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は簡単な実験で、意外な基礎物性の違いを演出したテレビ番組について触れている。

◯塩水と純水とは異なる半径

 和田教授は簡単な実験で原理的な概念を具体的に見せることが教育には重要であると説いている。吹いたきりの様子は、塩水と純水では、屈折率が異なるため、塩水では半径の違う二重虹になるという。この基本的な物性の差異を教育するにはうってつけである。

古来より虹が自然界起こる大規模な現象で色彩に富み多くのロマンが語られてきた。虹を番組で題材に選んだことは、多くお民族が神や先祖の伝承として受け継がれてきたことにも符牒する。そこには、神々との約束やオズの魔法使いのような夢もあり、単なる光の屈折以上に興味深いストーリーがあるのもロマンがある。🌈📖🎓🌍🔎⚡️happy01