【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:老舗旅館、生まれ変わる道」から
2016/01/11
2016. 1.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:老舗旅館、生まれ変わる道」から
業態変革がおすすめ
コラムの著者は、訪日外国人目当ての設備状況よりも今後大きな需要が見込まれる老人ホームへの業態変革を地方の金融機関が勧めていると語っている。
○不透明な訪日客需要
確かに宿泊施設に訪日外国人の需要がじりじりと上がってはきているものの、今後もこの増加が続くかどうはは不透明だという。一方で、新規に老人ホームを建てるよりもリノベーションなどで安価に開設することも可能だという。旅館はゆったりとした作りの個室中心であり、温泉の設備があるし、立派な厨房も設置されている。旅館業であれば、朝夕2食が一般的な厨房での稼働率であるが、老人ホームとなると、朝昼晩の3食を提供することから、稼働率も上がる。改修費も新規に比べれば大きくはない。すでに動き始めた老舗もあるという。