【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国にイノベーションは必要か」から
2016/01/07
2015. 12.29 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国にイノベーションは必要か」から
中国政府の金融支援と国営企業の進出で多くの国の企業は太刀打ちできない
コラムの著者が、昨年12月に中国・安徽省の国有セメント工場を訪ねた時、中国政府の国策で金融支援と国営企業をセットにした海外進出で席巻することは常套手段となっていると気づいたと語っている。
○一帯一路政策
この政策は、中国政府の国策で金融支援と国営企業をセットにした海外進出することで、セメントや鉄鋼など価格勝負の側面が強い産業分野では、多くの国の企業は勝てないという。
また、アリババ集団は、その資金力と4億人の顧客基盤があることで新興勢力も出鼻を挫かれるという。仮に新サービスで席巻しても同じサービスを4億人の既存顧客に提供し、広告を積極的に打てば、相手は潰せるという。
このような状況で、イノベーションがこの国に必要かどうか疑問だとコラムの筆者はいう。アイデアをやすやすとお金で手に入れ進めればよいだけであるからだ。
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