【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:未来予測が示すメディアの本質」から
2013/11/30
2013. 11.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:未来予測が示すメディアの本質」から
メディアの本質はレコメンド(推奨)機能?!
コラムの著者は、超短編ビデオ「EPIC2014」(参考▶)の未来予測から現状までの変化について考察している。
○2004年の作成の映画が語ること
同短編映画は2004年に作成。2014年の(架空の)メディア歴史博物館が残した記録映画ということになっている。内容の詳細はここでは述べないが、予測としては本質的な部分が当たっているところがあるという。
2014年同映画が語っている大きな合併劇はない。また、SNSの台頭も示していない。ただ、大きなうねりとして、既存媒体の力は弱まり続け、個人の属性、行動、嗜好にあった情報の提供が主軸になりつつある。ワシントン・ポスト紙をアマゾン創業者が買収したのもその証拠だという。しかも、現状のグーグルは、この映画のEPICと同じ方向性を持っている。
この映画が語るところで、コラムの著者の興味を引いたのは、ECのアマゾンをメディアに位置付けている点である。アマゾンのレコメンド機能。この機能は一種のメディアとの考えである。メディアの本質は、読者にお勧めを行うレコメンド機能にすぎないかもしれないとコラムの著者は語っている。