【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ネットバブル再来」から
2013/11/28
2013. 11.25 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ネットバブル再来」から
淘汰されたIT企業が影響力を持つ
コラムの著者は、『ネットバブルの再来』という言葉が頻繁に語られる中で前回のITバブル崩壊とは違う点を上げている
○IT企業の弱点
『ネットバブルの再来』と呼ばれる要因は、
- グーグルなどの株価がこの1年で1000ドルを超えた
- 11月初めにIPOしたツイッターの初値は公開価格の2倍
- 多くのIT企業の収益性がまだ十分といえない
といったことから語られるという。
しかし、逆にこれまでのITバブル崩壊と環境と異なっているところもある。
- スマートフォンの普及に加え時計型、眼鏡型端末、クルマをはじめとする機器とのネット接続が今後急速に進み、2020年ではネット接続機器の総数は500億台との予測もある
- IT業界は、強者の一人勝ちになる傾向にある。反ってバブルの崩壊が、企業買収による再編を促す可能性もあるという。アマゾンやグーグルも、前回のITバブルの生き残りである。
このような分析から、ネットバブルの崩壊は、これまでの予想とは異なった業界の動きになるだろう。生き残った企業が巨大化し、大きな影響力を市場に持つことは間違いない。
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