【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:気味悪がるのは過剰なのか」から
2013/08/09
2013. 8.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:気味悪がるのは過剰なのか」から
継続利用などで個人が特定できるのでは?
コラムの著者は、JR東日本がICカード乗車券「Suica」による首都圏1800駅の乗降データの卸売りをビッグデータの流通として始めたことに関連して、個人情報の企業利用に対する「気持ち悪さ」を感じていることを語っている。
○JR東日本の釈明
コラムによると、「個人の売買するのか」といった批判が上がったという。これに対してJR東日本は、「売買されている情報はSuikaのID(識別番号)とひも付けされていない為、個人情報ではない」としている。つまり、カウンターをもったアルバイトの計測で行う人口動態調査と同じ感覚である。
データに性別と年齢情報しかなくても、頻度の大きな改札は、たとえ氏名が書いていなくても個人が特定できるのではないかとコラムの著者は指摘している。同社によれば、どうしても気味が悪いという利用者には神の切符を勧めるという。この勧めも、デジタル時代にとって納得できないかもしれない。