【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:チンゲンサイ」から
2025/05/15
2025.5.12 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:チンゲンサイ」から
職場用語に野菜ファミリー
コラムの著者 福光 恵氏(ライター)によれば、新人時代に聞きなれない変わったビジネス用語が上司の口から出てきたという。それがホウレンソウで、報告・連絡・相談の一部をとった部下が上司にすべき心得であったという。現代の若手が聞くととてもへんなビジネス用語であるが、福光氏の新人時代からやはり「ヘンな」ものであった。そのホウレンソウが野菜ファミリーとして進化しているというのである。
○昔より押し付けない、ポストホウレンソウ
福光氏によれば、いまだに本家「ホウレンソウ」も使われるが、会社で覚えておくといい、いわばホウレンソウファミリーに進化しているという。その1つが「チンゲンサイ」。白菜などと同じアブラナ科の中華野菜。ホウレンソウよりは薄味である。
「チンゲンサイ」の用法も味覚と同様に、ホウレンソウ(報連相)のように部下に強要しないもので、チン=沈黙する、ゲン=限界までは言わない、サイ=最後まで我慢を意味している。上司が部下に「チンゲンサイになってない?大丈夫?」と気遣い、部下との人間関係が赤信号が点灯しているから気をつけるべきという合図になっているという。
逆に上司の心得として野菜ファミリーで「オヒタシ」というのがある。
- オ:怒らないで
- ヒ:否定せず
- タ:助けの手を差し伸べ
- シ:指示をする
といったものである。これは上司がホウレンソウを勧めた後のフォローとしての心得だという。ホウレンソウに引っ掛けた秀逸なビジネス用語で、福光氏は感心している。🥬🧠🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵