【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 若者の検索行動、10代女性はSNSを信頼」から
2017/04/28
2017.4.25 日経産業新聞の記事「風向計: 若者の検索行動、10代女性はSNSを信頼」から
検索単位もページから投稿へ
コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研 メディアイノベーションラボ 統括責任者)は、年齢層、特に若年層で検索の対象や方法が変化していることについて触れている。
◯SNSが検索サイトにつぐ大きなソース
スマートフォンの普及で、これまでなら欲しい情報を探すには検索サイトを常識のように使ってきたが、最近の若年層はSNS検索を頻繁に使うという。今やSNSは友人や知人たちの会話の場ではなく、自分の欲しい情報と出会うための場にかわってきているという。
特に十代の女子はインスタグラムやツイッター、フェイスブックが情報検索ツールとして使われているという。自分に身近なユーザが発信する情報により信頼をおいていること、情報収集の適正単位が「ページ」ではなく「ポスト(投稿)」単位に変化しているという。ユーザー体験の検索が可能なSNSの方が都合が良いことが要因らしい。
また、SNS上の写真や動画を軸とするビジュアルコミュニケーションによって購買行動や体験消費に影響を受けていることが電通総研の調査からわかった。
若年層は人をフィルターとすることで情報を取捨選択する術を見出している。固有のリテラシーがそこには出来上がりつつある。💡🌍💰