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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:カジノ誘致、規制も中身も」から

2018.2.28  日経産業新聞の記事「眼光紙背:カジノ誘致、規制も中身も」から

地方枠は長崎県か北海道かの皮算用

 カジノを解禁する統合型リゾート(IR)について政府、与党で実施法の中身の論議が戦わされているが、誘致・整備を進める長崎県でも基本構想の策定作業が進んでいるという。コラムの著者は、集客の力はどれほどかなど危惧している。

◯大きな課題は長崎空港とハウステンボスまでの交通インフラ

 佐世保市のハウステンボス地域のIRを作り、九州全体、アジアから集客し、雇用、税収、納付金を増やそうという計画であるが、課題も多いという。

その1つが、国際線のアクセス状況。長崎空港からハウステンボスまでのアクセスの他に、北部九州の交通インフラ対策は長崎県だけではどうにもならない。ハウステンボスも新しい施設の建設の受け皿になれるかという課題もある。さらにカジノのフロア面積の割合や入場回数制限など「世界最高水準の規制」がある。また、アジア圏だけでもカジノは多数存在し、ここだけはといった独自性もなければ集客に苦労し採算も取れない。💴💵🏢🔍💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国で広がる『仏系』」から

2018.2.27  日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国で広がる『仏系』」から

がつがつするのが嫌いなミレニアム世代の傾向

 コラムの著者は、流行がコロコロかわる中国で、最近の若者は「仏系」だということから、中国に対する別のニーズもあるのではないかと説いている。

◯「人生に淡白で、成るがままに任せる姿勢」という「仏系」

 仏系には「仏系男子」から「仏系恋愛」まであり、必死で進めるということが嫌いなミレニアム世代を表しているようだ。そんな世相を映すのが、スマホゲームの「旅かえる」だという。何かを競うのでもなく相手と闘うのもない。ひたすらカエルがが旅から帰るのを待つというゲーム。旅先は天橋立や名古屋城など、カエルにもらった旅先の写真をスマホの待ち受け画面にする若者もいるという。ダウンロードの9割が中国だという。

日本も少し前は、バブル期のブランド志向からシンプルな生活へと嗜好が変わった。しかし、中国ではこの変化が著しい。これまでの爆買いやブランド漁りは鳴りを潜め、今やシンプルな生活がトレンドだという。日本の数倍も速い変化には、まだまだニーズがありそうだ。🐼🇨🇳🏢🔍💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:プログラミング、小学校で必修、関心高まる」から 

2017.12.13   日経産業新聞の記事「トレンド語り:プログラミング、小学校で必修、関心高まる」から

21世紀のそろばん

コラムの著者 岩崎 博論氏(博報堂 ディレクター)は、2020年に小学校の教育指導要領でプログラミング教育が必修となることに関連して、米マサチューセッツ工科大学で開発された学習用プログラミング言語「スクラッチ」について触れている。

○ハードルが高かったプログラミングを下げる

  子供たちのプログラミング教育が注目を集めている。2020年に小学校の教育指導要領でプログラミング教育が必修となることが決定され、教育関係者や保護者の関心が一気に高まった。習い事でも、プログラミングが提供されることになり、これまでハードルが高いと思われたプログラミングが身近になってきた。

学習用プログラミング言語で著名なものは米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたスクラッチという言語である。具体的には、利用者はスプライトと呼ばれるキャラクターに対し、スクリプトと呼ぶ命令の組み合わせで動作の法則を設定、つまりプログラミングするという。

本格的なプログラミング言語の基本をすべておさえており、命令はブロックのパーツのように組み合わせることが容易だという。小学生でも直感的に操作できるという。

スクラッチのコンセプトは、

  1. イマジン(想像する)
  2. プログラム
  3. シェア(共有する)

で、プログラムをつくるだけでなく、その成果を共有したり、他の利用者が作成した作品に触れることができる。スクラッチは無料で利用できることから、学校教育や家庭でプログラミングの学習ができる。一昔前なら、そろばんであったが、デジタル時代のそろばん塾のイメージである。💻🎒💡⚡️🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: テレビ、一周まわって改めて注目」から

2017.7. 25    日経産業新聞の記事「風向計: テレビ、一周まわって改めて注目」から

映像視聴の螺旋的進化

コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研 メディアイノベーションラボ 統括責任者)は、テレビを持たない若者が増える反面、ネット動画を大画面のテレビを楽しむ人も増えてきていることから、大画面の動画再生デバイスとしてテレビが見直されていることについて触れている。

コンテンツも地上波、BS、CSの番組、録画した番組、DVDに加え、最近はネット動画に広がり、供給者側も、PCやスマホ、タブレットで見ることを前提にしていたところから転換し、テレビを対象にし始めている。

テレビは他のデバイスよりも視聴時間が長く、利用契約の継続率が高いという。今やエンターテイメントコンテンツを楽しむデバイスとしてテレビの大画面が見直されている。まさに、「一周まわってテレビ」だという。🚗🚘⚡️💡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:創業家の混乱と球団の不振」から

2017.6.22    日経産業新聞の記事「眼光紙背:創業家の混乱と球団の不振」から

球団フロントにも混乱の影響が

コラムの著者は、ロッテホールディングスの創業者の退任が経営に及ぼす影響が野球球団の運営にも影響していることを語っている。

◯後継者争いがエスカレート

 

約70年の在任をとなった同社の取締役であり創業者の重光武雄氏は今週末の株主総会で退任するという。1922年に韓国の蔚山で生まれた武雄氏は94歳。16歳で日本行きを決意し48年にロッテを設立。1967年に韓国にも進出し、母国の財閥の一角に成長した。

大立者の創業者の後継者である長男と次男は対立し、さらに韓国政界との贈賄事件までに発展した。ただ営業業績は2年連続で最高益を確保し陰りはない。その影響は同社のシンボルである千葉ロッテマリーンズの極度の不振が異変を印象付けているという。球団経営の司令塔が創業家一家の刑事訴追でフロントが混乱に陥った。またまた同球団の身売りなどの噂がたたないと良いが。💡⚾️🇯🇵🇰🇷🌍😃