【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:雑誌『広告』が刷新」から
2012/09/22
2012.9.19 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:雑誌『広告』が刷新」から
アイデアのソース?
コラムの著者 柏木博氏(デザイン評論家)は、専門業界雑誌「広告」(博報堂発行、季刊)の内容から、今後の若手の企画、編集者の思考や感覚、その他、モノづくりのあり方を伝えていると語る。
【幅広いテーマ】
1948年の創刊以来、同誌は夏号(8月号)から全面リニューアルしたという。今後ののテーマを「恋する芸術と科学」にするという。自然科学、社会科学、人文科学、芸術といった幅広いジャンルだ。その広い領域の時代感覚を取り込もうとしている。
【断片から得る創造力とアイデアのソース】
掲載も、木幡和枝氏、蓮實重彦、マーク・ブキャナン(物理学者)や若手研究者によるエッセーも入れている。さらに、視覚的にも冒頭にコラージュを導入して、言葉とイメージを貼り混ぜたような設えという。柏木氏によれば、思考や感覚は断片的であり、それをどのように編集していくかが創造力となっていくという。
構成は、アイデアのソースとなるようなページ構成で織りなしているところは面白い。