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2013.3.18    日経産業新聞の記事「眼光紙背:村上龍の感じた運命」から

創造力をかきたて村上氏を魅了したiPad

コラムの著者は、最近の米アップルが異彩を放ったころと変わったと村上龍氏の電子書籍への挑戦の視点で語っている。

○米アップルが日本向けオンライン電子書店iBookStoreを開店

開店に合わせて人気作家の村上氏が「希望の国のエクソダス」など3作品を配信開始した。同氏は、コラムのインタビューで

「作家として、また20年来のアップルユーザーとしてうれしく思う。新しい表現の可能性が広がる」

と答えた。熱烈なアップルファンであり、自ら連載を終えたばかりの未来小説「歌うクジラ」を電子書籍にすることに挑戦した。

そのキッカケは、「運命的なものを感じた:と同氏が語っているという。アップルのタブレット端末iPadには創造力をかきたてる魅力があったという。故スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンを見て「格好いい」と思い、すぐさま電子化に向かったという。

○一般化したタブレット端末

村上氏のような熱狂的なファンから今や一般人が使うタブレット端末。こうなると、アップルの独壇場ではなく、ライバルの商品も大攻勢がかかり、次なる斬新な製品やサービスがないと苦しい立場にいる。奮起を村上氏同様期待したい。happy01

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