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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:成功するCE、信頼関係で顧客囲い込み」から 

2020.3.18 日経産業新聞の記事「トレンド語り:成功するCE、信頼関係で顧客囲い込み」から

日本企業で世界1位も目指せる企業の1つ

 コラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)は、カスタマーエンゲージメント(CE)のプラットフォームを提供し、現在66カ国、7300を超えるサービスに導入され、本気で世界シェア1位になるというレプロを取り上げている。

◯新規顧客の獲得コストよりも5倍安く済む既存顧客の再購入コスト

 CEは顧客の行動・属性データを基に既存顧客に対してメッセージを送り、販売促進の活動を行って、顧客のロイヤルティーを高めることと面川氏は定義している。最近CEが注目されるのは、AI(人工知能)の発達でパーソナライズ(個別化)が細かくできるようになったからだという。

コスト面からみても新規顧客の獲得コストよりも既存顧客の再購入のコストは5倍も安いことからCEをビジネスとして進めているのがリプロである。ただし、このビシネスも成功事例は少ないという。

そこで、同社は顧客の囲い込みを第一に考え、同社の競合他社との差別化を図っている。その決定的なサービスが運用支援サービスだという。導入企業である同社の顧客企業の担当者と運用を行い、担当者が育つような支援を行っていくことで売り上げを増やしているという。レプロの契約継続率が8割強と驚異的なのは導入企業との間の深い信頼関係があるためだという。

レプロのエンドユーザー数は9億5千万人、機械学習できるデータ量は日本国内だけでも5千万デバイス分まで拡大しており、2030年には同社が世界シェア1位になる可能性もあるという。📶🛒🛍🍲🍔🍽🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:株式大バーゲンの先に備えよ」から

2020.3.17   日経産業新聞の記事「眼光紙背:株式大バーゲンの先に備えよ」から

この危機をチャンスと捉える企業と投資家の覚悟が必要

 コラムの著者は、新型コロナウイルスの世界的な感染で経済が今後どう動くのかを語っている。

◯ショック後の大きな膨張に留意

 今回、欧米にも飛び火し、世界の需要の落ち込みがこれから本格化する。ただ、新型コロナウイルスの克服がその回復を促すことは自明である。この天災で世界の人々が気づいたのは全世界で非常事態の共同戦線を形成したことがあげられる。各国は非常事態宣言に引き続き、米連邦準備制度理事会の1%利下げと量的緩和の復活など、多種多様な手法を繰り出した。ここからはこれまで封印されていた財政出動が行われるだろう:

  • 生産急減での在庫払拭
  • ベントアップ・デマンド(抑制されていた需要が膨らむ現象)の発現
  • 経済対策の効果

の3つの押し上げ要因がある。留意すべきは、1ヶ月で3割というパニック売りでの、超過小評価の株式である。ここからは企業と投資家の格安な株式のチャンスと思っての覚悟であるという。🛒😷📶🥛🎓🏢💴📊🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌍🇯🇵🇺🇸🇩🇪🇫🇷🇮🇹中国🌎


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:エネルギー基本計画、2つの乖離」から

2020.3.13   日経産業新聞の記事「眼光紙背:エネルギー基本計画、2つの乖離」から

国のエネルギー政策と温暖化ガス削減の計画の乖離

 コラムの著者は、東京電力福島第1原子力発電所の事故から9年が経過したが、国のエネルギー政策の目標と現実との乖離について警戒している。

◯あまりにも目標が遠い

 9年の経過後での国のエネルギー政策は、2030年での電源構成を

  • 原子力発電:20から22%
  • 再生可能エネルギーによる電力:22から24%
  • 石炭や液化天然ガスなど化石燃料による発電:上記の残り

とする目標を掲げている。しかし、現状は、原子力発電所の再稼働や新増設の議論もなく、再生可能エネルギーもまだまだ力不足である。逆にこの差は時間と共に広き始めている。もう一つのギャップはパリ協定での

  • 2050年に温暖化ガスの排出を80%削減

を掲げている。現在のエネルギー政策の基本計画は2013年度比26%削減から算出されたものでこれがどのようにして80%に近づけられるのか。このままでは、達成には程遠いとすれば、エネルギー政策を見直さねばならない。🛒😷📶🥛🎓🏢💴📊🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌍🇯🇵🌎


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:花王のナイトケア、肌の湿潤環境整える」から 

2020.3.11  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:花王のナイトケア、肌の湿潤環境整える」から

紙おむつと家電の技術を組み合わせ実現

コラムの著者 山下 尚文氏(ネクステージトータルマーケティングプランニング社長)が花王に「エスト」から「バイオミメンシス ヴェール」の睡眠時の肌ケアについて取り上げている。

◯量・質ともに充実した睡眠が前提

 睡眠の重要性は、山下氏によれば、体の再生工場であるという。睡眠中、身体は毛細血管を緩めて身体中に血液を巡らせ栄養素や体内時計のリズムを合わせて分泌される成長ホルモン、メラトニンなどを働かせ、傷ついた細胞や組織を修復するという。

今回の商品は、美容液、高性能小型機器、化粧液の3つで3ステップでケアをする。高性能小型機器から作られる極薄膜と美容液で睡眠中の肌の湿潤環境を整え続けるという新しいナイトケアである。

いい睡眠は、身体のリズムを整え、しっかりとメンテナンスが行き届くことで、質・量とも充実させることだという。

機器を用いて極細繊維を直接肌に噴出し、積層型の極薄膜をつくる「ファインファイバーテクノロジー」は、花王の紙おむつの技術とパナソニックの共同開発だという。🛌👧🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🇯🇵🌳🍃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:感染拡大防止へ『令和の鎖国』も」から

2020.3.10   日経産業新聞の記事「眼光紙背:感染拡大防止へ『令和の鎖国』も」から

欧米各国のように感染地域からの入国禁止措置も

 コラムの著者は、この投稿が公開された時点ではすでに行われているかもしれないが、海外からの感染流入も考え、「令和の鎖国」を期間限定実施すべきだと主張している。

◯東京五輪のためにも世界の信頼を取り戻そう

 安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大をあらゆる手段で防ぐということから、全国の小中学校に休校を要請した。期間は3月2日から春休みまでだが1ヶ月以上の長丁場である。集団感染には効果があると期待されている。

一方、大規模イベントへの自粛要請もあり、大相撲やプロ野球などでも無観客での開催や延期、演劇やコンサートなどの中止が相次いで発表されている。多くの人は感染防止のために自粛に賛同しているが、法律による禁止命令ではない。自主判断での開催もあり得ることになる。

また、米国やオーストラリアなどのように、中国など感染地域からの入国を完全に禁止した国もあり、日本はどうなのか不安があるという。ここで期間限定の「令和の鎖国」を実施してはどうかというのがコラムの著者の主張である。日本人が世界から入国を断られるような事態だけは避け、東京五輪のためにも世界の信頼を取り戻さねばならない。😷📶🥛🎓🏢💴📊🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌍🇯🇵🌎