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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:ホットチョコマシン、開発スキームにも注目」から 

2019.7.31 日経産業新聞の記事「トレンド語り:ホットチョコマシン、開発スキームにも注目」から

パナソニックの社員が休職して始めたスタートアップ企業が開発

 コラムの著者 中村 泰子氏(ブームプランニング社長)が、パナソニック社員が休職して立ち上げた企業が商品もその開発スキームも話題になっていると語っている。

○アイデアの芽をつぶさずに

 コーヒーではなく、チョコレートドリンクが毎朝手軽に飲めるのは夢ではなくなるというのが、ミツバチプロダクツが開発した業務用ホットチョコレートマシン「インフイニミックス」(25万円)である。砕いて水に混ぜたチョコレートをパナソニックのスチーム技術で瞬時に溶かして、本格的チョコレートドリンクができる。

カカオ豆は、アンチエイジング、血圧低下、抗ストレス、美容効果があるという。ホットチョコレートとすることで、コーヒーとは一味違う飲み物文化の普及を狙っているという。

また、商品開発のスキームもユニーク。パナソニック本体では、提案はならず、休職してミツバチプロダクツを立ち上げた。その新規事業をアシストするのがビーエッジである。アイデアを潰さずに、現代のこだわり世代をターゲットに展開することで普及させたいという。さて、ホットチョコレートドリンクのブームはくるのか。☕️🏢💡⚡️💻🌏happy01📂🍫


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:アポロ11号が残したもの」から

2019.7.31   日経産業新聞の記事事「眼光紙背:アポロ11号が残したもの」から

果敢な挑戦が新しい産業や見方を生む

 コラムの著者は、7月で月面着陸50年になることを契機にその意義について考察している。

◯ソフトウェア工学やICの開発から環境問題への関心を向上まで

 7月にアポロ11号が月面着陸を行って50年が経つという。そこにはいろいろなアイデアが生まれた。これまで人類が地球以外の星に着陸したのはアポロ計画だけである。加えてこの大きなプロジェクトは2次的な副産物を生んだという。

技術的には、ソフトウェア工学や集積回路(IC)である。さらに地球外から見た地球自身を撮影した写真は、宇宙船地球号の視点をうみ、環境問題への関心が上がったという。今回米国が2024年に月探査をおこなうという。そこには未来の遺産が生まれる。🚀🎥🔧💻🏪🏢💡🔎⚡️happy01🌏🏡👝🌖⭐️


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:『自動』の裏に隠れた限界」から

2019.7.30  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:『自動』の裏に隠れた限界」から

人の補助がなくても作用する、自動ブレーキでは無い

 コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、衝突被害軽減ブレーキについて我々が「自動」という言葉をつかう際の誤解について説いている。

◯自動の裏にある機械の機能、知能、能力の限界を知るべき

 交通事故は2012年から17年で約20%と減少したという。一方で、2012年から16年まで新車の衝突被害軽減ブレーキの搭載率は4.3%から66.2%と急増した。そこで衝突被害軽減ブレーキが事故件数を減らしたのかという疑問がある。

多くの人は衝突被害軽減ブレーキを自動ブレーキと思っているという。この機能を反数のドイバーが文字通り、衝突被害軽減にあると認識しているが、ほぼ残りのドライバーは、危険な事態に自動的に動作するブレーキと認識しているとのことだ。どうも、この認識の違いが、大きな誤解をうんでいるようだ。

自動という言葉には、人間が介在せず、機械が自然に役割を果たしてくれるような意味が込められているようだ。しかし、実際は、逆で、発進と加速はできるが、曲がる、停止することは全く自動では無い。つまり、片時もドライバーは機械から目を離せない。ここに機械の限界が隠れている。各自動車メーカーも衝突被害軽減ブレーキが有効である速度の上限を公表しており、その限界を認めている。本当に自動ブレーキを考えるなら、他の車の動きから道路状況、歩行者の行動などを全て把握した上での話である。また自動車自体もブレーキが効いても制動距離が必要で、単純にブレーキさえあれば安全というわけにはいかない。🌾🔧💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🚐🚗