【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:56年後のオリンピック、改めて問われる意義」から
2019/09/30
2019.9.27 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:56年後のオリンピック、改めて問われる意義」から
パラリンピックがオリンピックを上回る種目が増える
コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、1964年の東京オリンピックから56年後の2020年に再びオリンピック、パラリンピックが開かれることから、その比較と今後について考えている。
◯遺伝子や細胞の操作、身体能力を高める「サイボーグ化」も議論
関沢氏は、2回の東京大会で科学技術の発展は著しいが、人間の能力はどうかを考察している。
まず、オリンピックはどうか。
- 金メダルの獲得数:1964年の東京大会の金メダルの記録を100とする。
- 2016年のオリンピック大会:やり投げ109、砲丸投げ111、円盤投げ112
- 2016年のパラリンピック大会:やり投げ215、砲丸投げ160、円盤投げ171
となって他の年代の記録も見ると、オリンピックよりもパラリンピックの方が記録の伸びが大きく、すでに健常者の記録を抜いた種目もあるという。
理由は、スポーツをする障害者が増えた、選手の努力、支援体制の整備、選手を支える技術の進歩があるという。健常者の記録を超えたドイツ選手のカーボン繊維製義足は湾曲しており、大きな反発力があった。その為に不公平であり、「テクノドーピング」に該当するという意見も出たほどである。
今後、記録面においてパラリンピックがオリンピックを上回る種目が増える可能性も高いという。その時にはオリンピック、パラリンピックの意義が改めて問われ、統合を求める動きも出る可能性もある。遺伝子や細胞の操作、身体能力を高める「サイボーグ化」も議論を呼ぶにだろうと関沢氏は予測している。⚾️🏀🏑🏊♀️�♀️🏓🏐⚽️🎓💻🏠📊🔎⚡️🌍🌎🇺🇸🇨🇳🇷🇺🇩🇪🇬🇧🇰🇷🇫🇷🇳🇱🇯🇵