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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:EV普及めざすワケ、燃料費の安さも一因」から

2018.9.14  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:EV普及めざすワケ、燃料費の安さも一因」から

環境に優しいだけでなく、お財布にも優しい

コラムの著者 円山 重直氏(八戸工業高等専門学校長)が語るのは、電気自動車を発電の段階からみて、ガソリン車とどの程度、環境やお財布に優しいのかを見ている。

◯課題は充電時間

  電気自動車(EV)はそれ自身では走行時に二酸化炭素を排出しない。しかし、エネルギー源である電力は、電力会社で生産されるときに二酸化炭素を排出する。

現時点で普及し始めている、PHVをつかって二酸化炭素の排出量や燃費を考えてみる;

【二酸化炭素排出量】

  • PHVでは、1キロワット時の電力で約7㎞はしることができたという。1キロワット時あたり二酸化炭素の排出量を考えると、70グラムであるという。
  • ガソリン車の実燃料費は約10㎞からハイブリッド車の二十数キロメートルまで運転の仕方や環境で大きく変わる。かりに平均実燃費を燃料1リットルあたり10㎞とすると、走行1㎞あたり150グラムの二酸化炭素が排出される。EVはこのおよそ半分である。

【燃料費(電気代)】

  • ガソリン1リットル150円とすると。EVが150円で走ることができる距離は42㎞で、燃料費は、従来の自動車の約3分の1である。自家用車を10万㎞走らせるとガソリン車にくらべ60万円以上やすくなる計算である。

以上は、概算ではあるが、EVの燃費の良さは、今後の販売量や普及に大きな要因となると円山氏は示唆している。

ただ、良いことばかりのEVだが大きな課題がある。充電時間の問題である。簡単に充電でき、時間も短くなれば、さらに普及を促すだろう。🚘🔧🏢🏠🎓📖🌏happy01⚡️🚗

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