【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:音楽は知的活動の基礎要素、科学者の研究、後押しか」から
2017/12/13
2017.12.8 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:音楽は知的活動の基礎要素、科学者の研究、後押しか」から
発話が先か歌が先か
コラムの著者 筒井 泉氏(高エネルギー加速器研究機構・准教授)は、人間の情緒に影響を与え行動を規定する音楽が個人差はあるものの言語と並んで人間の知的活動の要素として取り上げている。
◯人間の知的活動の根底に音楽がある?
音楽は人を楽しませ、気分を高揚させたり落ち着かせたりする。集団で行動する場合も音楽が使われる。このように音楽は人間の情緒に影響を与え、行動を規定する機能があると言われている。言葉と並んで人間の最も基礎的な知的活動の要素である。言語の基礎は会話であり、音楽の場合は歌となると、筒井准教授は考えている。
さらに面白いのは、実のところ音楽は科学とも密接に関連している。周知のようにリズムや個性、作曲技法から楽器製作に至るまで、音楽は科学的要素が多いという。著名な科学者が研究の合間に、リフレッシュやインスピレーションの発露に使う事例も多くあるという。筒井准教授は人間の知的活動の根底には音楽があり、それが科学研究において何らかの意味で後押ししているかもしれないと考えている。🎓🎹🎵⚡️