【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国人はどこまでシェアするか」から
2017/12/11
2017.12.6 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国人はどこまでシェアするか」から
シェアリング先進国中国
コラムの著者は、中国での自転車のシェアリングサービスからどこまで対象が広がっていくのかをみている。
◯「シェアリングの本質は『所有』と『使用』分離」
こう語るのは、シェア経済で進む中国で自転車のシェアリング事業を手がける「モバイク」の王暁峰CEOである。中国人は平均4回、自転車を盗まれた経験があるという。それでも自転車を買うのは、買わなかったら乗れないという事実からだという。だが、スマートフォンの普及で「使用=所有」の常識を覆すようなサービスが可能となった。しかも、「シェアリングは世界的な趨勢だ」とも語る。
上海の地下鉄駅でも駅の傘のシェアリングサービスがあるという。この料金がなかなかうまく考えられていて、前金を払うと24時間は無料、その後1位置2元で借りられる。7日経つと、前金は戻ってこなくなり、買ったことになる。
中国の消費者はどこまでシェアリングを許すか。その分岐点は自動車であるという。空き時間にシェアリングさせて小遣い稼ぎすることが前提となる「シェア機能」を標準装備した中国の自動車メーカーまでも出てきているという。さて、この先行きが気になるところである。🔎🚗🚴🌂🇨🇳🏢⚡️
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