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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 美女と野獣、自己肯定の主題に安心感」から

2017.5.23   日経産業新聞の記事「風向計: 美女と野獣、自己肯定の主題に安心感」から

他人の目の配慮から期待を気にし過ぎ

コ ラムの著者 川崎 由香利氏(ジャーナリスト)は、KY(空気読めない)から進み、今は周りの目を過剰に気にすることで不安になることで、少し違った自己を肯定するコンテンツが静かなブームになっているという。

◯自分が生きることに不安を感じるのは少数ではない

これ裏付けたのが、2013年の刊行された「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)の大ヒットである。周囲の期待を満足させるために生きているのではく、あくまでも自分のため」と自己開放を肯定することが人気の秘密だと川崎氏は説く。

書籍だけでなく、映画でも、異質な自分を貫き、人生を輝かせるというあらすじの、実写版「美女と野獣」(ウォルト・ディズニー、4月公開)は1ヶ月で89億円超の興行収入を上げたという。世間になじめない女性の成功は同社の映画シリーズでは旬で、「アナと雪の女王」も自己開放のシーンがクライマックスであるという。

自分を評価し、自由に生きる許可を与えるのは自分自身。これが今のトレンドのようだ。🇺🇸💰🏠🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:物流の『見える化』急げ」から

2017.5.22   日経産業新聞の記事「眼光紙背:物流の『見える化』急げ」から

サービスは無料という常識を変革する必要性

コラムの著者は、5年ごとに政府が定めている「総合物流施策大綱」をまとめるにあたり有識者検討会で「物流の見える化」がキーワードになっている要因について触れている。

◯製造業の生産性向上の成功を手本に

次期大綱でのキーワード「流通の見える化」は、製造業での生産性向上に役立った「見える化」を手本に、業務の見直しや無駄の分析を進め業務の効率化を図りながら、運賃交渉にも生かし付加価値を生もうという考えである。

これまでは物流の生産性向上は、投資の効率化やコストダウンが中心であったが、物流がパンク状態である末端の効率化を目指すものである。大きくみればサービス業全般にある課題で、サービスは無料という常識を変革する必要があろう。そこまでに「見える化」は重要である。🚛🚘🌍😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:薬の広報、製薬会社から独立性確保を 」から

2017.5.19  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:薬の広報、製薬会社から独立性確保を 」から

製薬会社から独立した開催限定する必要性あり

コラムの著者 野田 光彦氏(埼玉医科大学教授)は、医薬品の広報活動に法的には医薬品医療機器等法や業界団体の医療用医薬品製造販売業公正取引協議会などが規則や基準を定めているが、実際は新薬の情報提供などは製薬会社の活動に委ねることが多く広告になりかねないという。

◯医薬品の特徴である「お試し」ができないことから

多くの製品には、「お試し」が可能であるが、医薬品はそれができない。食品であれば試食したり、自動車であれば試乗したり、電気製品であれば、先んじて利用している人の意見や経験をネットで調べることもできる。しかし、医薬品、とりわけ新薬は、お試しができない。そこで、治験などの情報は臨床サイドでは大きな需要がある。

しかし、このような状況で、製薬会社からは製造の視点で関連することもおおく、それと営業としての広告つぃての関係が曖昧になりやすい。そこで、法的には医薬品医療機器等法や業界団体の医療用医薬品製造販売業公正取引協議会などが規則や基準を定めている。しかし、多くの製薬会社がスポンサーになってウェブ情報を開示したり、講演会を運営する支援など、宣伝広告とはグレーな状況だという。

本来は製薬会社から独立した視点で情報提供を進める必要があるが、まだそこまで行っていないようだ。💊🏥🌎happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日本の車産業、大胆な再編を」から

2017.5.19   日経産業新聞の記事「眼光紙背:日本の車産業、大胆な再編を」から

抜本的な産業再編が加速

コラムの著者は、100年ほど続いた、鉄製ボディーにガソリンやディーゼルのエンジンのくるまを人力(ひとが)運転していた時代が、軽素材のおディーと電気自動車(EV)が自動で走る時代になることで、自動車業界も大きな再編が進むと語る。

◯欧州ではビジネスモデルも変革しメガサプライヤーがメーカーを逆に支配

ガソリンやディーゼル車から自動運転のEVに変わる時、非連続なイノベーションが余儀なくされ、これまでの勝ち組も10年もすると陳腐化するという。

つまり、現在の電子部品や通信、素材などの技術が新しく必要なため、急速な提携や買収が加速化し、自動車メーカーのトップも変わる可能性もあるという。

欧州ではこれを睨んで、ビジネスモデルも変え、巨大な部材連合を産もうとしている。これによって、自動車メーカー各社を牛耳る。未来のくるまを効率的に生産できるかが大きな鍵である。そんために日本の自動車業界もこれまでの常識にとらわれないことも必要だと、コラムの著者は示唆している。

🇯🇵🚘🌍😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:刑事ドラマ、真偽の判断力高める」から 

2017.5.18  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:刑事ドラマ、真偽の判断力高める」から

現実に起きている事実を虚構のドラマの推理で鍛えている

コラムの著者 関沢 英彦(発想コンサルタント)は、テレビ番組の番組で視聴者の判断力を鍛えるといったユニークな発想を紹介している。

○刑事ドラマが恋愛ドラマなどよりも好調

テレビの刑事ドラマが好調であるという。

  • 緊急取調室
  • 小さな巨人
  • 警視庁捜査一課長9係
  • CRISIS公安機動捜査隊特捜班
  • 犯罪症候群

など多種多様で好調。テレビではニュースのように現実に起きている「事実」を伝える番組とドラマのように「虚構」を楽しませる番組がある。さらに刑事ドラマは時代が変わっても起承転結は同じで、視聴者はドラマの進行にそって推理を楽しめる。

また、刑事ドラマは視聴者も登場する人物と同様に、主観と客観、集団と個人、正義と不正といった問題について考えることを求める。言い換えれば、視聴者は刑事ドラマという「フィクション体験」を通じて世の中を学んでいることになるという。

ニュース報道などの事実の見分け方も刑事ドラマなどで学習し、逆に事実の真偽を判断する力も高めているという。👮📺💻cafehappy01