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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:女子ゴルフ、沖縄の縁広がる」から

2017.3.8   日経産業新聞の記事「眼光紙背:女子ゴルフ、沖縄の縁広がる」から

本土と沖縄のパイプ作りに

コラムの著者は、女子ゴルフの国内開幕戦の1つ、第30回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが5日に閉幕したが、ただの競技大会以上の意味を持っていることを述べている。

◯「沖縄の明るい情報を全国に発信したい」という琉球放送最高顧問のアイデアから

同トーナメントは、琉球放送の元最高顧問の小緑邦男氏の願いに共鳴した日本興業銀行やダイキン工業のトップから1988年から始まったという。

その狙いは、本土と沖縄の経済界のパイプ作りにあり、徐々に大きくなってその狙い通りになっている。ただ、経済界人も高齢化が進み、今後がこのパイプを世界に向けたものに向ける尽力が必要だという。

どの経済団体もゴルフだけでなく、人的交流の大きさを進めなければならない。そういえば日米のトップもゴルフ外交だったようだが。⛳️🌍😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:宅配便パンク、中国の轍避ける知恵は」から

2017.3.7   日経産業新聞の記事「眼光紙背:宅配便パンク、中国の轍避ける知恵は」から

パンクした中国の宅配業者の要因とは

コラムの著者は、日本ではパンク寸前の宅配便が話題になっているが、中国ではすでにパンクしていると語る。注文した荷物が届かないといった苦情が殺到し、メディアでは連日、山と積まれた小包が配送されない状態で野ざらしになっているという。

◯ネット通販の急伸と宅配員の確保ができないことが要因

コラムの著者がいうには、中国ではネット通販が急伸して2016年に宅配された荷物は、313億個と日本の約8倍で前年比51%と増えた。

この急伸を支えてきたのは、200万人を超えるとされる宅配員で、多くが出稼ぎの若者であるという。仕事はきついが、実入りはネット通販の急伸のおかげで、上海市の大卒社員の平均給与と同等だという。

ところが、この宅配員のなり手が、フードデリバリーサービス(出前)が都心部で急速に展開し、宅配員の給与よりも置いことから、多くがフードデリバリーに人が移ってしまった。これで起こったのが宅配のパンクである。

日本の宅配事業者は、人手不足であるという。中国の轍は踏んで欲しくないものである。🚚🌍🇨🇳🇯🇵😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline: 動力は筋力、自然任せ、ワット以後一変」から

2017.3.3  日経産業新聞の記事「TechnoOnline: 動力は筋力、自然任せ、ワット以後一変」から

大航海時代の豪華帆船も出力は千馬力程度

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、これまでに話題にした機械論について、機械を動物に例えると筋力にあたる動力について触れている。

◯ワット以後の内燃機関の小型化、大出力化の貢献

和田教授は力を出して物を動かす、すなわち、仕事をするものを得ることは人類に大きな発展を支えたと語る。この動力は、入力のスタイルによって内部と外部に分類される。

外部から入力する機械は、入力された運動エネルギーを動きや別のエネルギーに変換する。

  • 水力発電:水の落下で高低差の重力エネルギーを運動エネルギーに変換。さらにその運動エネルギーで水車、そして発電機を回して電気エネルギーを得る。

内部に動力発生源を持つものはエンジンと呼ばれ、入力された他のエネルギーを運動エネルギーにかえる。主流は熱機関と電気モーターである。その強さは、機械動力以前から馬の仕事能力=馬力で測られた。

ワットの蒸気機関が一般化される以前は、自然の、牛馬の動力、水力と風力が使われたが、七つの海を制覇した豪華帆船でも出力は千馬力程度であった。ワット以後は、内燃機関は大出力で小型になり、大型旅客機では数十万馬力が普通で、宇宙ロケットでは、瞬間最大では一億馬力の桁になるという。✈️🚀💡pchappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:顧客優先で低収益、トップが弱い日本企業」から

2017.3.2  日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:顧客優先で低収益、トップが弱い日本企業」から

欧米企業は利益優先

コラムの著者 三浦 俊彦教授(中央大学商学部)は、目に見えないCS(顧客満足度)を上げることを目標にする日本企業とコストという見える評価で利益を上げることを目標にする欧米企業の差について述べている。

○対応すべき顧客を示さない経営陣の弱さ

早く商品を届けるサービスの競争事例としてアマゾンとドンキホーテHDをあげ1分でも早く顧客に届くことが顧客満足をあげること競争が激化している。ただ、そこにコストがかかることも事実である。三浦教授によれば、実際、日本企業の低収益性は有名で、CSを重視しすぎたことにあるという。

CSは上がるというがデータとしてこれを見ることは難しいが、コストは算定しやすい。そう考えると、自社にとっての顧客が誰であるのかを選別するトップの判断が必要である。

つまり、日本企業は、お客様のために日々改善して最高のものをつくることをビジネスの目標にしているが、欧米の企業は、利益を出すことが目標である。自ずと、マーケティングも変わる。日本企業は現場は強いが、トップが弱い。顧客に接する現場は、顧客のためにどんどん改善して提案する。ただ、管理するトップは、対応すべき対象となる顧客に対する方針を出さずに低収益に陥る。💰📈🏢happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 遺影の生前撮影、最後のひと花、孫世代が演出」から

2017.2.28   日経産業新聞の記事「風向計: 遺影の生前撮影、最後のひと花、孫世代が演出」から

VBとして接客の工夫

コラムの著者 川崎 由香利氏(ジャーナリスト)は、終活ビジネスの一環として始まった遺影の生前撮影が好調でその背景について考察している。

◯大半が女性顧客

シニア・シルバー世代専門写真館として頭角を現している東京・巣鴨の「えがお写真館」が好調だという。生前遺影撮影を看板に起業した同社は、3年で累積2500人以上を撮影。企業との提携も進んでいるという。

確かにすでにホテルや写真館でも遺影撮影を掲げているが主力は子供達であったが専門写真館として絞ることで成功している。

基本料金は税別1万9800円でプロによるヘアメイク、撮影、データとプリントアルバムが付いている。高いテンションで談笑するヘアースタイリストと落ち着いたカメラマンのコンビで素直な表情を出すという。写真は、本人とスタッフとともに選択しるが、顧客の8割以上が女性。通常の女性が自分を主役にした写真をとるのは成人式と結婚式。それを終えると写真をとることはまずない。

しかし、終活を理由に、最後のひと花を撮ろうという女心を捉えた。さらに、えがお写真館のスタッフは孫世代で、さりげない褒め言葉が、刺さるという。🌸💡🚵happy01