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2016.10.7  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:研究の手段と目的、発想の転換必要」から

逆転発想から目的を拡大

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、前回に引き続き、研究の目的と手段の関係について語っている。

◯禁じ手をあえて理解して

研究の発端はその目的にある。さらにそこには面白そうなことも隠し持っていると和田教授は示唆する。

目的はモノやコトを理解することである。つまり要素(モノ)が何で、それらの間に相互作用がどう働いている現象(コト)が出現するか納得することだという。この場合の納得とは人類のサイエンス体系に矛盾なくはめ込めるということである。

理解や納得には物事を観測し解析することが必要となる。今日の科学技術では、理解の基礎となるデータ整理と解析はコンピューターに頼ることが多い。

昨今の計測技術やコンピューターの発展で、研究にも発想の転換が必要だと和田教授は示唆している。つまり、「手段から目的を決める」という発想で、過去では禁じ手であったという。つまり、手段が手近にあるからという理由で目的を安直に決めてはいけないという戒めである。

しかし、和田教授は、この発想の逆転をもって、最先端の生物物理学を始めた。禁じ手ではあったが、手段によって目的が広がり、より高い価値をえることもできるという結果が得られた。pchappy01

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