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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:個人の生産性向上、ITに商機」から

2014. 2.14  日経産業新聞の記事「眼光紙背:個人の生産性向上、ITに商機」から

ゲーミフィケーションとウェアブルIT機器で変わる?

コラムの著者は、IT業界で再び個人の生産性向上が叫ばれている理由を語っている。

○個人の生産性を向上させる需要の背景

業務の徹底的な管理によって組織や企業全体の効率化は進み一巡した。今度は、個人の生産性を上げることに移ってきたという。

○ゲーミフィケーション

1つのゲームを進めるように業務を行い、各自の仕事のレベルに応じて点数化し、それにインセンティブを与えるものである。期待以上だと大幅加点が期待でき、生産性を上げるという。

○ウェアブルIT機器

身につけることで、居場所はもちろん何をやっているかもわかるという。これによって先回りして指令を出したり、受け取ることで業務の生産性を上げるというもの。米ICT業界が新事業としてこの領域に注目しているのはご承知のとおりである。

しかし、ゲームのような仕事の仕方と終日監視されるような仕事のやり方に、今最も欲しい創造性は上がるのであろうか?happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:日本企業が持つ特許、将来見据え積極活用を」から

2014.2.14  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:日本企業が持つ特許、将来見据え積極活用を」から

資源は有限、アイデアは無限

コラムの著者 山﨑弘郎氏(東京大学名誉教授)が語るのは、日経産業新聞に1月16日に掲載された昨年の米国特許取得数ランキングを通じて、企業の技術力の変化についてである。

○ベスト20までの企業の国・地域籍

山﨑教授が示唆するように特許が持つ意味は変化しても、その取得数が企業の技術力、発展のポテンシャルを示していることは変わらないという。生産が海外に移っても、米国と日本は依然強みをもっている。この順位や変化に企業活動の差が出てくるという。

  • 米国:米IBM(1位)は別格。クァルコム(9位)、グーグル(11位)、アップル(13位)など新興IT企業が躍進。GE(14位)、ヒューレットパッカード(19位)と名門企業は退潮。
  • 日本:グローバル展開を果たし、技術力に定評のある企業は昨年と同じように上位。キヤノン(3位)、ソニー(4位)、パナソニック(6位)、東芝(7位)などが続く
  • 韓国:サムソン電子(2位)、LG電子(10位)と、技術のキャッチアップの時代は過ぎ、先頭集団を入った

このように日本企業もこれらの有効な特許を活用していくことが技術をリードするカギとなろう。happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:個食パスタソース」から 

2014.2.13  日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:個食パスタソース」から

飽和した市場を再活性

コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、日本製粉が新市場の開拓に挑戦する個食パスタソースについて触れている。

○縮み傾向のパスタソース市場

2013年上半期の売上高は前年同期比7%減。市場の約半分を占めるレトルト商品の浮上が全体に影響を与えた。ソースも個食パスタソースが前年同期比で7%減少。とりわけ、ボロネーゼとカルボナーラの落ち込みが激しいという。要因は、消費者の時短ニーズと冷凍食品やコンビニに魅力的なパスタが投入されたことによる。

このような一見減少傾向で手の出しようのない市場に、日本製粉の開発チームは果敢に挑戦した。それは、個食パスタソース市場で全体の9割が占める洋風パスタソースを「和風パスタソース」で挑戦する。背景には、別業態である外食市場が、和をコンセプトとしたパスタ店が全国に存在し、洋風パスタ店でも和風パスタは定番になっている。開発チームの調査で、外食では和風テイストが継続あるいは拡大していることから、今後の個食パスタソースでも市場性があるとにらんだ。

新商品は、外食の和風パスタの組み合わせを参考に、食感やソースとの相性を考え、大きな具材を選択した。レンコンなどこれまでにパスタソースでは扱ったことのない根菜を利用。味や食感を損ねない商品開発を行い、主要な販売ルートからも引き合いが増えているという。

飽和した市場を視点を変えて別業態での展開と市場を参考にすることで再活性化を狙った事例である。restauranthappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大雪で浮かび上がる商機」から

2014. 2.12  日経産業新聞の記事「眼光紙背:大雪で浮かび上がる商機」から

大雪で来客数が少なくなったという小売店は失格?!

コラムの著者は、天候有事で機動的に対応し、店舗運営できるかが実力だという。

○辛口の大雪対応

週末に首都圏を襲った大雪。この大雪に機動的に対応して、顧客のニーズを捉える事が出来ないと小売店としては失格だと、コラムの著者の口調は辛口。

  • コンビニ:使い捨てカイロの店頭配置。タオル地のハンカチをレジわきに置く。精算時に顧客が雪を払うことに気付く
  • ホームセンター:雪かき用のシャベルを目立つところに陳列。と同時に、融雪剤、入浴剤、湿布薬までおく。雪かきで冷え切った体を温め、慣れない作業後の筋肉痛を和らげる。また、雪が解けても、庭の手入れのために道具や下準備のガーデニング用品がニーズ。
  • リフォーム業者:雪の重みなどによる自宅の修理サービス

といった具合に商機があるという。雪で来店客数が減ったという小売店は、ビジネスチャンスを逃している。happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:100周年迎えた宝塚歌劇、男性にも広がるファン」から

2014.2.12  日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:100周年迎えた宝塚歌劇、男性にも広がるファン」から

連綿と私企業が運営続ける舞台芸能

コ ラムの著者 中本千晶氏(ジャーナリスト)が語るのは、今年100周年を迎えた宝塚歌劇団についてである。

○動く宝塚歌劇博物館などのアピール

中本氏によると、関東では、1月下旬、山手線に宝塚歌劇100周年記念のラッピング列車が走っていたという。車内には、1927年公演の『モン・パリ』から2013年公演の『ロミオとジュリエット』まで、過去の名作の解説がそろっており、広告スペースの全ての歌劇団の基礎知識とポスター、中吊りには最新の公演案内、つり革には『100周年』のシールと動く宝塚歌劇博物館になった。

東京メトロ・表参道駅や大阪・梅田でも「タカラヅカ」をアピールしたという。小林一三氏が創設し、阪急電鉄という一企業が連綿と運営を続ける宝塚歌劇団は今や日本が誇る舞台芸能となっている。歌舞伎400年には及ばないが100年の重みは大きい。今や敬遠がちな男性客も増えているという。happy01