【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「実践!ワークライフバランス(WLB)経営③:社内サークルのススメ」から
2012/09/07
2012.9.4 日経産業新聞の記事「実践!ワークライフバランス(WLB)経営③:社内サークルのススメ」から
仕事偏重からの脱皮に
コラムの筆者 渥美由喜氏(東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長)は、前回の分類に沿って、課題となる社員をイキイキ社員に導く方策として社内サークルを活用することを提案している。
【WLBへの抵抗勢力も巻き込み社内サークルへ】
コラムの筆者渥美氏の事例から見ていこう。
- 社内で「ライフの達人コンテスト」を開催
- 一番人気のそば打ち道場の効果
一番人気のそば打ちサークル。ただし、メンバの多くが、ノー残業デーで身を持て余す「ダラダラ社員」だったが、楽しみのそば打ちのために、業務を効率的にこなすことなりメリハリのある職場に変わったという。
リーダーも職場では目立った成果がなかった「ヌクヌク社員」だったが、職場以外に活躍の場が設けられ、仕事でも頑張ることになった。
若手メンバの「バリバリ社員」も趣味のサークルで仕事偏重を見直し、時間当たりの生産性の高い社員に変わっていったという。
- クレーム対応で多国籍料理サークルへ
夫のそばばかりを食べることになった妻からのクレームで、別の料理も学ぶことになり、多国籍料理サークルに発展した。社内に数人いた外国籍を持つ社員に交代で講師になってもらった。外国籍の社員からは自国の文化を語る場ができたと大喜び。メンバの妻からも、いろんな料理が学べると好評である。
WLBを推進する背景には、あらゆるタイプの人を排除することなく、巻き込みながら進めていくのが肝要だという。
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