【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:『無し』の表現、ゼロかフリーか」から
2012/09/08
2012.9.4 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:『無し』の表現、ゼロかフリーか」から
コーヒー飲料のネーミングから
コラムの著者 ネーミング&コピーライターの岩永嘉弘氏は、無糖コーヒーのネーミングから、ビール、酎ハイ、焼酎、ワインやシャンパンまで広がった「ゼロ」戦争について語る。
○無糖のコーヒー飲料「ゼロの頂点」
松本清張氏の名作「ゼロの焦点」にあやかっている、この名前。無糖という商品の特徴を表わし、多数の広告賞を受けたそうである。
さらにこの動きが飲料業界に波及している。「ビール」では「ゼロ」で、糖質ゼロを表わし、「オフ」はブリン体を抑えた商品に多用されているようだ。
ノンアルコールビールでは、「フリー」が使われ、「オールフリー」や「キリンフリー」などがある。
○広がるカテゴリー
「無し」の命名が、酎ハイやカクテルでの「ゼロハイ」、ワインやシャンパンまで広がっているという。「ゼロ」、「フリー」、「ノン」、「オフ」そして数字の0と、使われている。何とも奇妙で興味深いネーミングである。
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