【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:太陽光発電の普及」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「短め電子書籍新市場生む:『イーシングル』米で続々」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:うるう秒の賛否、たかが1秒されど1秒」から

2012.2.10  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:うるう秒の賛否、たかが1秒されど1秒」から

時刻の取り扱いの差異が生む論議

コラムの著者 山﨑弘郎氏(東京大学名誉教授)が指摘するのは、前回触れられた計測技術の発達と標準の関係で特に時刻についての話題である。

計測技術が進むと計測標準のあってはならない変動が目立ち始め、より安定的な標準への置き換えが行われるという。

【時の単位の変遷】

・地球の自転:1日から1秒の標準が決まる

・地球の公転:水晶時計が開発された結果、地球の自転の揺らぎが顕在化

・原子時計:安定的な周期現象として利用。セシウム133原子が約9ギガヘルツの周波数の電波と相互作用を起こし、エネルギーの吸収あるいは放出を行う性質を使い、原子の固有のエネルギー遷移であることを使って、安定的な周波数発振器を利用。誤差は、10のマイナス15乗。この時刻を国際原子時という。

【世界時と国際原子時との差異】

・日常生活は地球の自転による時刻を使っていて世界時という。実は世界時と国際原子時が一致しない。と級の自転のゆがみや月の引力によって起こる潮の満ち引きの影響などがあるからだという。

・差異を補正するために「うるう秒」を挿入する。問題は、この挿入が、1972年から24回も挿入したが規則性がないことで論議がある。

・規則性がないためにコンピュータープログラムなど人に依存しない方法がとれないため間違いがおこるという主張で、うるう秒を廃止してはという意見である。

・一方、今までは実質的な問題はなく、天体観測機器やアンテナの制御など両時刻の差が1秒を超えないことが前提で設計されているため問題がないという意見である。

・うるう秒廃止に関する論議は国際電気通信連合でも決着を見ず、結果修正は行うこととなり、今年7月1日午前8時59分59秒と9時の間にうるう秒が挿入されるとのことだ。happy01

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)