【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:太陽光発電の普及」から
2012/02/12
2012.2.9 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:太陽光発電の普及」から
屋根貸し発電事業が普及を押すか
コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)が紹介する事例は、今年7月に施行予定の再生可能エネルギー特別措置法で導入される「固定価格買い取り制度」に対応した太陽光発電に関わるアイデア?事業である。
民家の屋根を発電事業者に貸し、事業者が太陽光発電する「屋根貸し制度」を使った事業である。
【仕組み】
・事業者は、パネルの設置代を負担。メンテナンスや電力会社との契約に責任を持つ。全量、電力会社に売電し、その収入の一部を借り代として屋根の所有者に支払う。
・クリアする点:
①パネルの設置代の初期投資が大きい
②メンテナンスコストがかかる
③電力会社との交渉が面倒
④個人では電力会社に電力の全量ではなく余剰分しか売れない
⇒発電事業者が広く、この制度を運用すれば、天候変化の出力変動などの平準化ができ、負荷調整も楽になる。
・広域の事業となれば規模の原理で取引コストも下げられるという。
高岡教授のこのお勧め、いかがでしょうか?
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