【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所③:アイデア生む適切な人数」より
2011/04/23
2011.4.21 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所③:アイデア生む適切な人数」から
「1・2・4・全員」が基本の人数!
コラムは、前回に引き続いてアイデアをうまく引き出す会議で使えるテクニックを紹介している。コラムのっ著者 日本会議力向上委員会主宰博報堂の宮井弘之氏によると、会議の促進要因は次の3つがあると指摘:
- ①パーソナリティ(参加者個々人の特徴)
- ②プロセス(会議の仕切り方やプログラム)
- ③グループサイズ(何人あつまるか)
さて、主催者がコントロールできるのは、実は③だけで、①は非常に困難。②は相当の訓練が必要となる。
そこでグループサイズだが、これも、
- (ア)召集人数の視点:何人集めるか
- (イ)対話人数の視点:何人組で話をするか
に分けられ、成果であるアイデアの質や量に関わるのは、(イ)だけだ。これがコラムで言うグループサイズで、基本として、以下の①~④の段階で進行する:
- ①1人:個人で考え、メモを作る時間
- ②2人組:メモを基にして、お互いに議論を深める時間
- ③4人組:2人組を2つ合わせて、議論の内容を共有し、意見交換をする時間
- ④全員:特筆すべき意見の発表や記録を残す時間
①は個人の意見やアイデアを出しやすくする。②は、お互いの議論の中で新規の着想が出て来やすくする。聞くと話すを効果的に繰り返すことで議論の質が高まる。③は②の隣同志をくっつけて、お互いの組みで意見交換を行い、④では変わった意見やアイデア、特筆すべき意見を記録して残し、会議の成果に位置付ける。
全員で最初から討議するよりも、グループサイズを考慮し進行する方が時間的に効果的な討議ができる。
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