【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:何事もゼロベースで」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:『March 11』から新たな日本に」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「会議を変える勘所②」から

2011.3.31  日経産業新聞の「会議を変える勘所②」より

脳パワーが必要なブレスト会議では脳の準備体操を

コラムでは、前回記事で会議アイデア発散タイプ(▶ 参考)に役立つ工夫を紹介している。

アイデア出しの会議では、脳パワーをたくさん出す必要があり、準備体操もなしで全力疾走するようなものだ。そこで、準備体操に当たる、「本題」に入る前の雰囲気作りとして、「チェックイン」を紹介している。

チェックインとは会議の冒頭で参加者全員が発言しやすい雰囲気をつくる取り組みである。チェックインのルールは、以下の2つ:

  • 冒頭の話の内容は本題とは無関係なものもOK

例えば、「今日は電車が混んでいた」とか、「今、新商品の最終チェックでバタバタしています」といった発言で、参加者全員にしゃべってもらう。一人当たり1分程度で考える。

主催者側は、この発言で誰が話してくれそうか、話す準備ができているかを点検できる。

初対面の場合は部署や名前などの簡単な自己紹介でもOK。

  • 発言の順番を主催者側が決めず、あくまでも準備ができた人から自主的に話すようにする

順番で発言が委縮しないようにするための工夫。準備ができた人から自主的に話せるように促す。

ここまで準備できたら、主催者は、自ら発言をして、お手本を示す。会議室の空気が和んだら本題に入ることになる。

具体的な進行の例:

  • 「今日は皆さんにたくさん発言していただきたいので、少し準備体操をしてみます」
  • 「今、皆さんが感じていることを、議題とは関係ないことも含めて自由に話してください。全員に一人一分を目処に話していただきます」
  • 話す順番は、自由ですから準備の出来た人からお願いします」

ブレストなどアイデア出しの会議ではチェックインは有用ですが、効率重視の会議ではダラダラなることにもなりかねないのでTPOに応じて使い分けよう!coldsweats01

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